GAME TRAVELER～ﾓﾝﾊﾝ編～
ページ②
陸はまず狩猟笛を持った女に目をやった
武器、防具は変わっていたがそれは間違いなくレイであった
レイは陸を見つけるやいなや笑顔で近づいてきた
｢陸、久しぶり。雪山で会って以来だね。あの時とは雰囲気が全然違って逞しくなってる｣
｢いや、レイも凄い変わってるよ。防具もそうだけど、あの時とは顔が違うね｣
｢そ、そうかな？ありがとう｣
レイは嬉しかったのか、照れて顔が赤くなっていた
ここでレイの装備を紹介しておこう
武器はゴルドリコーダー
手持ちベルの形をした金色の狩猟笛で希少な金レイアの素材を使って作られている
リオレイアの素材を使っているからか、龍属性が付加されている
防具はナルガＳシリーズ
迅龍の素材を使った装備で軽量化が施されている
その構造のお陰か、回避性能に長けている
｢―――だったんだよ｣
｢へぇ、凄いですね｣
その後も２人の話は絶えず、このまま一日中話していられそうな位であった
｢ちょっといいか？｣
２人が楽しそうに話していると後ろから声がし、２人の話を遮った
陸が声のした方に振り返ると、そこには白いフードを被ったアイルーがいた
｢あ、初めまして陸です｣
まずは陸が先に挨拶をし、頭を下げる
｢私の名前はネコート。そなたの話は既に聞いておるぞ｣
｢え!?ネコートさんはココット村にはいないはずじゃ…｣
｢まぁ私は二代目だからな｣
｢二代目!?じゃあ一代目は…｣
陸はもっと話を聞こうとしたが、ネコートに止められた
｢その話はまた今度だ。それより今はもっと大事な話がある｣
｢大事な話？｣
陸がそう言うとネコートがジュンに目で合図を送る
するとジュンがみんなを周りに集め、これから起こることについて話し出した
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