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GAME TRAVELER〜モンハン編〜
ページI
3人は先程と同じ隊形でナルガクルガに接近した

ナルガクルガにいち早く近づいたのは陸

素早く双剣で斬り払い、斬り上げ、斬り下ろし、回転斬りと攻撃を繰り出していった

しかし、ナルガクルガは身軽なフットワークで陸の攻撃を避ける

「安心するのはまだ早いニャよ!!」

この声はジライヤだ

ジライヤは陸の体の後ろから飛び出し、回避中で無防備なナルガクルガに斬りかかった

ナルガクルガは避けきれないと判断し、右脚の翼でガード

ジライヤの攻撃はナルガクルガの翼に命中し、軽く傷をつけた

しかしダメージを与えるには程遠い様だ

ナルガクルガは隙ができたジライヤに前脚で引っかいて攻撃しようとした

しかし、なぜか急に攻撃を止めバックステップをした

ドガン!!

次の瞬間、ナルガクルガがさっきまでいた場所に火炎弾が撃ち込まれた

火炎弾を放ったのは勿論ライトボウガンを手にしたジュン

その体には灰色のオーラが纏っていた

それを見たナルガクルガは少し後退した…が、その眼は笑っている

『私と対等に渡り合うとは…面白い、私も本気で行こう』

ナルガクルガはそう言うと、陸に飛びかかった

そのスピードは今までのナルガクルガの比ではなかった

「おい…ちょっ…待てよ」

陸は慌てながらもその攻撃を避けた

しかし、その後も執拗に攻撃してくる

陸はそれを避ける事で精一杯で、攻撃に転じる事ができない

「くそ、避けるので精一杯だ、何かいい案はないか?」

陸は頭をフル回転させ考える

ジライヤのシビレ罠…

あれはミラボレアスに強化されてるアイツには効かないはずだ

今度はバッグの中をあさる

中にはシビレ罠、こんがり肉、音爆弾、麻痺弾、、硬化薬、砥石、小タル爆弾、モンスターの素材があった

「これとこれをうまく使えば行けるかも知れない」

そう言うと陸はポケットからアイテムを2つ取り出し、その片方をジュンに向かって投げた

それを受け取ったジュンは、陸を見て軽くうなずく

どうやら陸の考えが通じたようだ

この瞬間からナルガクルガを動きを封じるための作戦が始まった

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あきゅろす。
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