GAME TRAVELER〜モンハン編〜
ページA
「おいお前!!ゴウに何をした!?」
陸は湧き出てくる怒りを抑え、ナルガクルガに話しかけた
ナルガクルガは陸の声に気づき顔を上げる
『なんだ、お前達コイツの仲間か?コイツが私に勝負を挑んできたから相手をしてやっただけだ』
ナルガクルガは平然と答える
ゴウと戦闘したはずなのにナルガクルガには傷一つ付いていない
それ程強い相手なのだろうか
「くそっ…なんて奴だ」
陸はナルガクルガから発せられる威圧感に圧倒されている
とその時、陸は何かを思い出しポケットから先程拾った黒い鱗を取り出した
そしてナルガクルガの鱗を見る
どうやら陸の持っている鱗はナルガクルガの物のようだ
「まさか、リオレウスに攻撃したのもお前か?」
その問いに対し、ナルガクルガは視線を下に向けながら答える
『あぁ、あれは私だ。アイツはもはや用なし……!?』
ナルガクルガがふと顔を上げると目の前から陸が消えていた
と、次の瞬間…
ガキィン!!
ナルガクルガは右腕を立て何かをガードした
すると徐々に右腕の辺りに何者かの姿が浮き上がってきた
その男とは紫のオーラを身にまとった陸であった
『そんな焦るなよ。ちゃんと相手してやるから』
「そ…そんな…夢幻斬が効かない…」
陸はリオレウス戦では通用していた夢幻斬(ナズチの紅玉を使用した技) が通用せずに呆然としてしまった
ナルガクルガは陸が身動きが取れない間に尻尾をなぎ払い陸を攻撃
陸は吹き飛ばされてしまった
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