GAME TRAVELER〜モンハン編〜
ページD
「よし、上手くいったな」
ゴウはほっと肩をなでおろした
しかしここで疑問が出てくる
オオナズチの角、または尻尾は龍属性の武器でしか破壊出来ないはずなのにゴウは火属性の攻撃で破壊したからである
しかしこれには理由があった
ゴウはオオナズチが転倒しているのを確認するとガンランスの銃口に手を入れ何かを掻き出した
それは龍殺しの実が焦げて出来た灰であった
ゴウは龍殺しの実を銃口に詰め込む事で、グラビ砲に龍属性を付加したのである
「よし、角は壊れたぞ。あとは尻尾か…」
ゴウは自分の武器に目をやる
「ふむ…陸が戻ってくるまで待つか。まだ尻尾も斬れんしな」
そう言うと倒れているオオナズチの腹に攻撃を加える
オオナズチの尻尾は体力が少なくなるまでは切断できない
またガンランスで尻尾を斬るのは至難の業なので陸が戻ってくるのを待つことにしたのだった
ゴウはステップを使いこなしオオナズチにダメージを蓄積させていく
しかし、ゴウは何か違和感を感じていた
「むぅ、古龍ってこんなに弱いものなのか?何か嫌な予感がするぞ」
ゴウの言う通り、オオナズチは避けれる攻撃をあえて避けずに油断させていた
この後、ゴウの嫌な予感は的中する事になる
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