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GAME TRAVELER〜モンハン編〜
ページA
オオナズチは古龍の一種で、紫色の皮膚をしている

オオナズチ最大の特徴は伸びる長い舌でアイテムを盗むことと自在に姿を消す能力を持っていることである

その他の技としては防御力を下げる腐食弾、毒状態にするジャンプ毒弾、疲労状態にする毒霧ブレスがある

「回復薬を返せ!!」

陸はオオナズチが口にくわえている回復薬を奪おうとした

しかし、陸の手が届く前にオオナズチは回復薬を飲み込んでしまった

オオナズチは更に舌を鞭のように伸ばして陸に攻撃してきた

「なっ!?」

陸は空中にいた為よける事が出来ずに直撃

吹き飛ばされてしまった

「しょうがない、予備の回復薬を使うか」

そう言うと陸はバッグをあさり始める

しかし入っているはずの回復薬はそこにはなかった

どうやら、さっきの攻撃の時に盗まれたようだ

「くそ、これじゃジライヤの怪我を治せないぞ」

陸はふとジライヤの方を見る

ジライヤは傷口からの出血が思ったより酷く、回復薬を飲ませないと治る見込みはなさそうだった

それを見た陸は焦り始める

陸はジライヤを茂みに隠すと、オオナズチに斬りかかる

それに合わせてゴウも攻撃し始めた

しかし、陸は焦っている為か攻撃が単調になってしまいオオナズチに攻撃を当てることができなかった

ゴウも陸に調子を狂わされたせいか、攻撃が当たらない

(ふむ、陸のやつ何かおかしい。ジライヤが原因か?どうにかしなければ…)

そう考えたゴウは陸に話しかける

「おい!陸!」

「ん?ゴウどうした?」

「それはこっちのセリフだ。お前なんかおかしいぞ。ジライヤが原因か?」

「う…」

陸は黙り込んだ

どうやら間違いなさそうだ

「よし、じゃあワシがしばらくこいつの相手をしとってやるから回復薬でも調合してこい」

「え、でも…」

「いいから行ってこい!!」

「分かった、じゃあよろしく」

そう言うと陸はジライヤを抱えて素材集めに向かった

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あきゅろす。
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