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GAME TRAVELER〜モンハン編〜
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ツンツン…

「よし、もう大丈夫だな」

陸はゲリョスが確実に死んでいるのを確認するとジライヤに歩み寄った

「ジライヤ、大丈夫か?」

「なんとか大丈夫ニャ。死ぬかと思ったニャ」

「そうか、よかった。でもゲリョスにシビレ罠が効かないの知らなかったんだな」

「そうニャよ。それならそうと戦う前に言って欲しいニャ」

「悪ぃ悪ぃ。ってかなんだか最近シビレ罠が通用しない敵が増えてきたよなぁ」

「確かにニャ…」

「そろそろ限界かもな」

「ニャ〜…」

ジライヤはシュンとしてしまった

それを見た陸は慌ててジライヤを慰めた

「ま…まぁジライヤはシビレ罠が無くても活躍できるよ」

「そ…そうかニャ?」

「もちろんさ。さ、今日はもう暗くなってきたから寝る準備するぞ」

「はぁいニャ」

そう言うと陸達は急いでテントを建てた

陸は疲れていたのかテントが出来上がるとすぐに眠りについた

しかしジライヤは夜になっても寝付くことが出来なかった

「はぁ…眠れないニャ」

ジライヤはテントの外に出ると1人考え出した

「やっぱり旦那様が言うとおりシビレ罠は限界なのかニャ…」

ジライヤがテントに目をやるとそこにはゲリョスから剥ぎ取った毒袋があった

それを見たジライヤは何かを思いついた

「そうだニャ!!電気袋ニャ!!」

普通、シビレ罠はトラップツールとゲネポスの麻痺牙を調合して作る

ジライヤはそれに電気袋を混ぜて、更に強力なシビレ罠を作ることを思いついたのだった

「よし、シビレ罠を内緒で強化して旦那様を驚かせてやるニャ」

そう言うとジライヤは武器を背中に背負い、1人沼地に出かけるのであった

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