GAME TRAVELER～ﾓﾝﾊﾝ編～
ページ②
ふぁぁ…
ｼﾞﾗｲﾔは大きなあくびをした
｢こら、大きな声を出すな。見つかっちまうだろうが｣
｢ご、ごめんﾆｬ｣
現在、陸達は火山の中を進んでいた
そして、陸達の横には擬態したバサルモスが眠っていた
バサルモスは岩石のように固い皮膚を持つ飛龍で、炎を操る他に、岩に擬態して身を隠す事もできるモンスターである
陸達はバサルモスに見つからないように慎重に進む
｢よし、もう少しだ｣
陸が後ろにいる２人と話しながら進んでいると
ガツン！
陸は前にある何かにぶつかった
｢ん？なんだ？｣
陸はぶつかった物を見つめる
どうやら黒グラビの頭蓋骨のようだ
すると突然、頭蓋骨がぐらぐらと動き出した
｢みんな離れろ!!｣
ズドーーーン!!
３人が離れたその時、地面から鎌のような爪を持つモンスターが現れた
｢コイツは…ショウグンギザミ!!しかも亜種だ｣
陸は離れながらそう言った
ショウグンギザミは鎌のような大きな爪とグラビモスの殻を背中に背負った甲殻類のモンスターで、ダイミョウザザミとは対をなしている。
ショウグンギザミ亜種が出てきた衝撃によりバサルモスが目を覚ました
｢これは逃げられそうにないな。こうなったら戦うぞ!｣
ゴウの合図で３人は武器を取り出し、構えた
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