ぷれ☆★いす
其の二
「全てがうまく行った様だな」
トキシラズの生えていたであろう公園で男はそう呟くと、魔力で地面を爆発させた。地面は土埃を上げる。
しばらくして土埃の中から巨大な球根の様な物が現れる。
「良くここまで魔力を貯めたトキシラズを倒した物だ。 素晴らしい」
言うと男はその球根に手を当てた。刹那、男に光が帯始める。
「良い。 これだ。 俺が求めていたのはこの魔力だ」
巨大な球根が萎れて行くに連れ男の身体も光を淡くする。
「俺は必ず、復活する。 待ってろ。 光雄、良子」
そう言い捨てると男は公園を後にしたのだった。
ぷれ☆★いす―完
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