[携帯モード] [URL送信]

ぷれ☆★いす
其の二

「全てがうまく行った様だな」

 トキシラズの生えていたであろう公園で男はそう呟くと、魔力で地面を爆発させた。地面は土埃を上げる。

 しばらくして土埃の中から巨大な球根の様な物が現れる。

「良くここまで魔力を貯めたトキシラズを倒した物だ。 素晴らしい」

 言うと男はその球根に手を当てた。刹那、男に光が帯始める。

「良い。 これだ。 俺が求めていたのはこの魔力だ」

 巨大な球根が萎れて行くに連れ男の身体も光を淡くする。

「俺は必ず、復活する。 待ってろ。 光雄、良子」

 そう言い捨てると男は公園を後にしたのだった。


















ぷれ☆★いす―完



[*前へ]

9/9ページ

[戻る]


あきゅろす。
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!