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お題



元々特定の族に入ってた訳でも無かったから抜ける〜云々とか厄介な事は無かったし



「陸、お前どうしたんだよ?」

ここ数日幾度となく色んな友達に言われている台詞


「うっせーよ。俺は……近付きたいんだよ」


近付きたかった。
少しでも真面目になってあの完璧なヒトに。

無理だと分かっていても何かをせずにはいられなかった。



「……あー…くそ」


けれど
やっぱり近付けなくて

でも諦めきれなくて、




「………っくそ」


行き場の無い怒りを抱えその場にしゃがみこんだ





「……大丈夫か?」

長時間座り込んでる俺を病人か何かと勘違いしたのか上から声が降ってきた


頭を上げる、

「……や、大丈夫っすか、ら……」

と、そこには立花正太



「…………っ!?」


何も言えなくなってパクパクと口を動かしていると正太は、首を傾げて



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あきゅろす。
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