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お題



それなのに頼斗は俺を拒絶しなくて、

寧ろ受け入れて、包みこんで。

なんで、なんで、


綺麗過ぎるお前を汚してしまいたいと思う俺を消しさりたいのに、止められない。


さしずめ、天使に恋した悪魔みたいな俺。


「響、?」

あぁ、その唇を今すぐ塞いでやりたい。

駄目だ、
そんな事は許されない


「どうかしたのか?」


細い体、白い肌、
触ったら柔らかそうで



「響?」

「………っ!」


ぎゅ、

堪らなくなって抱き締めて、頼斗は困惑気味な表情で。

駄目だ、我慢するんだ


頼斗の側にいたいから



内なる感情はどす黒過ぎて
、汚くて、

綺麗過ぎる頼斗には似合わないから


だから、俺は耐える

耐えてみせる。頼斗と一緒にいる為に
頼斗に釣り合える様に

頼斗に好きになってもらえるように






END

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