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アニメ沿い鬼道寄り夢小説
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守「わかったんだよ、ゴーストロックの秘密が!」

守のその言葉を聞き、名無しははっと耳を傾けた。

守「ころころ変わるフォーメーションでぐるぐるになった俺達の頭に、
  あの監督が止まれって暗示を刷り込む。
  つまり!俺たちは目と耳をごわんごわんにされていたんだよ!」

名無しはおおっと感心した。
風丸は頭を抱えていたようだったが・・・。

突然目金が口を開いた。

目「視覚と聴覚に訴える、催眠術だったのですよ。
  ゴーストロックの正体とは。」
秋「催眠術・・・?」
春「それでキャプテン、ごろごろどかーんって!」
目「そう、止まれという暗示を打ち消したんです。」
秋「そんな単純な秘密だったなんて・・・。」
『・・・やっぱ目金って頭良いよね。』


あちらのベンチでは地木流が悔しそうに顔を歪めている。

目「ふっ・・・それを気付かせないためにあの監督はわざと挑発して冷静さを失わせたのでしょうね。」
壁「呪いじゃなかったんスね!」

そうとわかれば壁山も怖がらずに本気で戦える。
豪炎寺はGKの方を見やり、何かに気付いた。


地「ひゃぁっはっはっはっは!やっと気づきやがったか!
  だがもう遅いぜェ!!」
守「まだ終わっちゃいない!俺達の反撃はこれからだ!」

守はボールを少林寺に蹴りあげた。

守「FWにボールを回すんだ!!」
『そうそう!今度はこっちが攻めて攻めて攻めまくる番だよ!』
少「でもキャプテン!染岡さんのシュートじゃ・・・!」

少林寺の言うとおり、まだ問題が残っている。
しかしそれは染岡のシュートだからというわけではない。
守は全員に聞かせるように叫んだ。

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