アニメ沿い鬼道寄り夢小説 16 その日から名無しと守の部員集めは始まった。 守は”帝国学園来たる サッカー部員 大募集!” と書かれた看板を持って走り回っていた。 名無しは思いつく人に片っ端から声をかけていった。 しかしことごとく失敗し・・・次は陸上部の風丸のもとへと向かった。 風「ふーん、サッカーねぇ・・。」 守「風丸!お前、一流プレイヤーと競ってみたいって言ってただろ?」 『やる気になったらいつでも声かけてよね!』 守「放課後は鉄塔広場で練習してるから!ああ、そこに来てくれてもいいや!」 『じゃあよろしくね風丸!!』 2人は言いたいことだけ言うと次のターゲットに声をかけるべく走って行った。 風「一流ってのは、陸上の話だぞ・・・?」 「サッカー部?この僕が入るわけないだろ? せめてあと一人集まらないって時に、もう一度頼みに来たら?」 そう偉そうに言うのは秀才の目金だ。 名無しはこの人の運動音痴を知っているので若干嫌だった。 守「あと一人?」 目「そうさ、この目金が弱小サッカー部を救った・・・。 なーんてかっこいいじゃないか。くっくっくっくっく・・・・。」 そう言うと目金は去って行った。 『やーな感じ!』 守「はあ・・・。」 その2人の様子を帽子をかぶった少年が見ていたことに2人は気付かなかった。 [*前へ][次へ#] [戻る] |