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アニメ沿い鬼道寄り夢小説
11
次の日の練習


皆は新必殺技のために練習に励んでいた。
が、どれも空回りしているような感じがする。

『なんだかな〜・・・私も何か新しいの考えなきゃなあ。』
守「名無し、必殺技あるのか?」
『そりゃあ、あるにはあるけど。スピード重視だから高さ足りないよ。』
風「でも、あるんだったら見てみたいな。」

突然守が皆に呼びかけた。

守「おーい!皆集まれ!名無しが必殺技見せてくれるんだってさ!」
『は、ちょ、守っ!』
守「いいだろ?試合に勝つためには全員の力を把握しておかなくちゃ!」

うう、と名無しはしぶしぶボールを足元に置いて立った。
守もゴール前まで走って構えた。
皆わくわくした目で見ている。

『言っておくけど、久々に打つんだからね!』
守「そんなことはいいから!さあ来い!」
『まったく勝手なんだから・・・。』


すぅ、と息を吸ってキッとゴールを睨みつけた。
全員がそれに息をのむ。

『ジャンヌブレイヴ・・・ショットォッ!!!!』

名無しは1度軽くボールを浮かせ、左足を軸にして回転し、その勢いで右足でボールを思い切り蹴った。
それはまるで光の速さ・・・剣とともに光を纏ったようなボールがゴールまで飛んでいく。

守「ゴッド・・・!」

しかし間に合わなかった。
風が守を通り抜けていく。

『あれ、私意外とイケるじゃん!』
守「すっげぇ・・・すげーよ名無し!」

皆が名無しに駆け寄った。

豪「確かに高さは足りてないが、スピードは申し分ないな。」
栗「どうして今まで打たなかったでやんすか!」
『はは・・・でも、野生中との試合にはあんまり使えないし、私MFだしさ!』
守「そうだとしても、他の試合には生かせるだろ!」

まあ、そうだね!と、返した名無しは上機嫌な顔で秋のもとへと向かった。

『秋〜!見てたさっきのー!?』

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