アニメ沿い鬼道寄り夢小説 5 「ちーっす!」 見る限り、明るくて感じの良い少年だった。 土「俺、土門飛鳥!一応DF希望ね。」 冬「君も物好きですね、こんな弱小クラブにわざわざ入部したいなんて・・・。」 そう言って冬海は立ち去った。 土門は不思議そうに冬海を指差した。 秋「土門君。」 土「あれ、秋じゃない!お前雷門中だったの?」 守「なんだ、知り合い?」 秋「うん、昔ね。」 名無しは1人不謹慎なことを考えていた。 『(あれこれ昔の男フラグ・・・! ってなワケないか。小学生のころだもんね。 秋が守のこと好きなの、なんとなくわかるし・・・。)』 我ながらアホらしい、と思ってすぐに考えるのをやめた。 守「とにかく!歓迎するよ!」 守が土門の手をがっちりと握った。 そしてその手をぶんぶんと振り回した。 守「フットボールフロンティアに向けて、一緒に頑張ろー!!」 土「あ、相手野生中だろ?大丈夫かなあ?」 土門は心配そうに、ではなくごく客観的にそう言った。 染「なんだよ、新入りが偉そうに。」 『まあ、染岡。新入りだからわかることもあるだろうし! サッカーに関しては新入りじゃないんでしょ?』 名無しは染岡をいさめ、土門の方を向いて問いかけた。 土「まあ、そうだな。それに野生中とは前の中学で戦ったことあるからな。 瞬発力、機動力とも大会屈指だ。 特に、高さ勝負にはめっぽう強いのが特長だ。」 土門の話を聞き、少し不安げな顔になる部員達。 壁山はそろっと立ち上がった。 壁「ちょ、ちょっとトイレ・・・。」 染「戦う前からビビってどうする!」 壁「あ、はあ・・・。」 染岡に強く言われ、壁山は素直に座った。 [*前へ][次へ#] [戻る] |