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アニメ沿い鬼道寄り夢小説
11
風「どうなってるんだよ・・・!」
壁「やっぱり、これは呪いだあ!」
守「くっ・・・!」



休憩になり、部室の皆には疲労は見えないものの悔しさと戸惑いが見えた。

風「くそっ、どうなってるんだ?」
半「急に足が動かなくなるなんて・・・。」
壁「やっぱり、呪いじゃあ・・・。」
守「皆!何ビビってるんだよ!まだ前半が終わったばかりじゃないか!」
壁「うわー!怖いッス!ここ怖いッス!
  俺これ以上怖くて無理ッス!」

守の声もむなしく壁山は怖気づきはじめた。
逃げる勢いの壁山を宍戸と風丸がおさえた。

宍「逃げるな壁山!」
風「呪いなんてあるわけないだろう!」
壁「だったら!何で足が動かなくなったんスか!」

その言葉に反論できない2人。

守「わからない・・・でも、絶対何か秘密があるはずだ!」
『ね、あの監督が一番怪しいと思うんだけど。』

守はその言葉を聞き、はっとした。


守「そういえば、あの監督が呪文をつぶやき始めてからだよな。
  尾刈斗中が変な動きをしだしたのって・・・。」

あの監督に一番近かったマネージャー陣も記憶をたどった。

春「言われてみれば、確かに・・・。」
秋「じゃああの呪文に秘密が?」
『やっぱり殴りにいっとけば・・・!』
秋「それはダメ。」
『じゃあどうすればいいの?』

拳を握る名無しを秋がいさめた。
名無しは視線を秋にやってから守に投げた。

守「答えは、試合中に見つけるしかないな。
  とにかく!ボールを取ったらすぐFWにまわしてシュートチャンスを増やすんだ!
  まだまだ1点差、必ず逆転しようぜ!」

さすがキャプテン、といったところか。
不安がっていた皆の顔が明るくなってきた。

壁「ははは、はいッス!!」
守「頼んだぜ!豪炎寺、染岡!」
染「ああ!今度こそ決めてやる!」

染岡は思いきりやる気をみせていたが、豪炎寺は静かに考え事をしていた。


部室を出る直前、名無しは豪炎寺に声をかけた。

『豪炎寺。』
豪「・・・名無し。」
『君には何か考えてることがあるかもしれないけどさ、
 それ、言わないんじゃこっちが不安だよ?
 話し合い中ずっとこう、眉をひそめてたしー・・・。』

豪炎寺の顔マネをする名無しに豪炎寺はふ、と笑いわかったと部室を出ていった。

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あきゅろす。
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