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アニメ沿い鬼道寄り夢小説
4
『marionnette、操り人形、だよ?』
鬼「そんなことはわかっている。
俺が知りたいのは真意だ。」

名無しはにっこりと笑った。

『なんとなく、ね。だって君良い人なんだもん。』
鬼「・・・意味がわからない。」
『じゃあ何の目的もないのに君は力を求めるの?
人を傷つけるようなことをするの?』

鬼道はうろたえた。

『君には理由があって、誰かの命令を聞いているんじゃないかな?
って、勝手な想像だけどね!』


へへへ、と笑う名無し。

鬼「半分は、合っている。」
『え?』
鬼「だが俺は強さを求めるということは自ら望んでいるんだ。」
『そっか・・・。
でも、間違ったことはしちゃいけないよ?
勝ちにこだわりすぎると良いことないし。』

鬼道は彼女のことを調べる際に
彼女の小学生時代のプレーも見ていた。
なのでそのことを言っているのだとすぐわかった。


鬼「ふっ、気をつけておこう。」

名無しはまたにっこりと笑った。
と同時に佐久間が帰ってきた。

『お、ありがとう!』
佐「まったく、この借りは次会ったとき返してもらうからな!」
『それはグラウンドで、って意味?』
佐「はっ、笑わせるな!
次の試合があると思うか?」

名無しは指を左右に振りながらちっ、ちっ、と舌を鳴らした。

『それはどうかな?
私達、この試合勝ったらフットボールフロンティア出られるんだ!』
佐「そんな大事な試合に出られないなんてな!
あいつらで大丈夫なのか?」
『うん!大事な試合だから皆を信じてるんだ!』
鬼佐「「!!」」
『あ、そろそろ試合始まる!
じゃあそういうことだから!』


名無しは佐久間の手からお茶と財布をとると
小走りでかけていった。

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あきゅろす。
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