アニメ沿い鬼道寄り夢小説
5
ところかわって帝国学園。
設備の整ったグラウンドで彼らは練習していた。
「鬼道さん!!」
高くあげられたボールに向かって鬼道が跳んだ。
そして余裕の表情でシュートをした。
彼は華麗に降りると、にやりと笑った。
繰り返される激しい練習。
彼らの強さはこれにあるのだろう。
そんな中ベンチで少し休憩している鬼道に辺見が話し掛けた。
辺「鬼道さん、雷門中のことは聞いてますか?」
鬼「奴らがどうした。」
辺「うちとやってから、実はかなりすごいチームなんじゃないかって噂が広がってますよ。
ひどいところになると、帝国が1点に泣いたなんて話まで・・・。」
鬼道はそれを聞き、鼻で笑った。
鬼「言わせておけ。俺達は任務を果たした、それだけだ。」
辺「そうですね。ただ、あれから雷門には練習試合の申し込みが後を立たないそうで。」
鬼「ほう・・・。」
辺「さぐりを入れた方がいいですかね?」
鬼「必要ない。すでにネズミは潜り込ませてある。」
彼はまた、にやりと笑った。
がしかし、すぐに顔をしかめた。
鬼(marionnette・・・。)
次彼女に会ったら、問いただしてみなくては。
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