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アニメ沿い鬼道寄り夢小説
2
保健室

ほのかに消毒液の匂いがする落ち着いた空間だ。
今は保健医と秋と名無ししかいない。
名無しはベッドで横になっていた。


『秋、ありがとう。』
秋「ううん、当たり前のことをしただけだから!
  もう気持ち悪くない?」
『だいぶマシになってきたかな。』
秋「ならよかった!」

保健室の先生はくるんと座っていた椅子を回転させ、名無しの方を向いた。


「あんまり無理しちゃダメよ。貴女毎回このくらい重いんでしょう?
 なのに男の子と同じように運動するなんて・・・。」
『ごめんなさい。皆がやる気になってくれたから頑張らなきゃなって思って・・。』
「その気持ちはわからなくもないわ。
でも1番大事なのは貴女の身体なの。」

先生は厳しく言った。
秋はそれであることを思い出した。


秋「名無しちゃん、右足はもういいの?」
「そういえばそうね。病院にはちゃんと行ったの?」
『それならこの間行きましたよ。
 すぐ治るって聞いたし、もうほとんど練習に支障はないんです。』
秋「良かったね!
  でも今週は皆との練習は控えて、軽いストレッチとジョグだけにしておこうね。」
『は〜い・・・。』

名無しは渋々頷いた。
それを見た先生は軽く笑った。


「フフ、良かったわね、優秀なマネージャーさんがいて。」
『まあね。最近守に似てきたけど。』
秋「そ、それ、栗松君達にも言われた・・・!」


あはははは・・・・
保健室はなごやかな空気に包まれた。

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あきゅろす。
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