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アニメ沿い鬼道寄り夢小説
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守「ノートじゃないの!?すご技特訓ノートなら、俺ん家にあるよ!?」

守と風丸は立ったままだ。

「ノートは秘伝書の一部にすぎん。」

そう言い店長はこちらを振り向いた。
嬉しそうな顔の守。

「お前円堂大輔の孫か!?」
守「うん!」
『ちょっと待った!守だけじゃないですよ!』

店長の言葉にすかさず反応する名無し。
名無しを見た店長はますます驚いた。

「名無し母・・・?」
『!! それは、お母さんの名前、だけど・・・。』

突然出てきた母の名に驚く名無し。
名無しの言葉にはっとする店長。

「いや、あまりに似ていたもんでな・・・すまん。
 それにしても・・・そうか!大輔さんの孫かぁ!はっはっは!!」

笑いだす店長に不思議がる4人。

「大輔さんの孫かぁ!!」

店長はいきなり守の前におたまを突き出した。
真後ろに倒れる守を慌てて名無しが支えよう、としたが予想以上に重かったので共倒れした。

守「ってぇ〜〜〜・・・!何すんだ!」
『ま、まあまあ守・・・。』

守は店長をキッと睨みつけ文句を言おうとしたがまたおたまを突き出され何も言えなくなった。

「秘伝書はお前達に災いをもたらすかもしれんぞ?
 ・・・それでも見たいか?」

守は即答だ。

守「ああ!!」

名無しは災い、と誰にも聞こえないようにつぶやき店長を不安げに見つめた。
しかし秘伝書が手に入ることで勝利に近づくのなら・・・

『・・・見せてください。』

おたまに映る2人の顔は対照的だった。

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あきゅろす。
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