アニメ沿い鬼道寄り夢小説
13
その日の帰り道
あれからすぐに練習を再開したが、新しい必殺技は開発できず・・・。
守、名無し、豪炎寺、風丸は横に一列に並んで歩いていた。
風「フットボールフロンティアが始まるってのに、新・必殺技の”ひ”の字も見つからないなんて・・・。」
守「諦めるなよ!」
風「諦めてるわけじゃないよ!」
風丸は少し困ったように笑った。
風「ただ、最悪の事態も考えておかないと。」
豪「新・必殺技が見つかったとしても、身につけるまでは練習が必要だ。」
はあ、と溜め息をつく名無し。
3人は名無しの方を見た。
『なんかこう、さあ・・・必殺技を提供してくれる人がいればいいのに。』
がくっとこける一同。
守「名無し・・・。」
風「お前な・・・。」
『いやだってそしたら身につけるだけで済むじゃんか!けっこう良い考えだと思わない?ねえ!』
名無しは豪炎寺に同意を求めたが、豪炎寺は静かに首を振った。
『もーどーすりゃ良いのさああっ!!』
守「んー・・・ま、何とかなるさ!」
守の言葉に呆れる風丸と豪炎寺。
名無しはじとーっと守を睨んでいた。
風「何とかって・・・。」
ぐうぅぅ・・・
守「ん、よーし!早速雷雷軒で作戦会議だ!」
1人先に駆けだした守。
『私もお腹すいたー!待ってよ守!』
名無しも走りだしてしまった。
残った2人も仕方がない、というように2人の後を追った。
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