変態は大変だ
悪魔と果てる
慣れた手付きでゴムを着けて、ローションをたっぷり馴染ませると、
純は指を抜いたばかりのそこに、モノをあてがう。
ゆっくりと侵入してきた、今までとは比べ物にならないほどの質量にひゅっと息を飲み込んだ。
「力、抜け」
「あ、む、むりぃ」
だって、こんな大きいの無理だ。
痛い。
純はチッと舌打ちすると、さっきから触りたくて堪らなかった竿に手を伸ばす。
「あ、ああっだめだめだめ！！」
指から与えられる快感に意識がいった瞬間だ。
ずるり、音を立てて純のモノが俺の中に入っていた。
「あ、あ、あああああ」
痛みと快感と圧迫感と、嫌悪感。
それから羞恥心が全部どろどろに溶けて混ざって俺の頭の中を溶かした。
「・・・っ動くぞ」
「ま、まって、まっ・・！！」
律動を始めたそれが動くたび、前立腺にあたる。
「あ、あ、あっ！」
俺は馬鹿みたいに声を出すしかできなかった。
前立腺を抉られる快感に身を委ね、自分で自分のモノを擦る。
情けない姿だと自分で分かっていても、止められない。
「、イく」
純が俺の中で果てた瞬間、
俺も同時に何度目かよくわからない欲を吐き出した。
［*前へ］［次へ#］
[小説ﾅﾋﾞ|小説大賞]
無料HPエムペ！
携帯モード]
[
URL送信]
