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変態は大変だ
悪魔の指
イった直後の快感から、びくんびくんと腰が痙攣している俺を気遣う様子もなく、
純は力の入らない俺の両足を胸の方へと押し上げた。

純はどこから取り出してきたのか、指をローションで濡らすと、そのまま穴にあてがう。

やだ、待って、

今まで誰にも触られたことのないそこを撫でられると、今からされることの恐怖でぞくりと背中に悪寒が走る。


「力抜いて」


「まって、やだやだ!・・・っうあ!」


抵抗虚しく、ぬるっと細い指が侵入してくる。


「・・・やっぱ狭いな」


ごくり、と純が唾液を飲み込むのが分かる。

ゆっくりと侵入してきた指が一本まるまる沈められると、異物感で息がつまった。


「じゅん、いた、い」


「ちょっと我慢して」


純はそう言うとそのまま中に入ったままの指を、なにかを探すみたいに動かし始めた。

ぐりぐりと、慣れない痛みと圧迫感で泣きそうだ。

ごりっ

純がソコを触った瞬間だった。


「ああっ!!?」


目が眩むような感覚に思わず声が出る。
なんだ、今の。戸惑いが、隠せなくて思わず純を見ると、


「ビンゴぉ」


純はそう言って舌で唇を舐めた。

純は指先でそこに触れながら指を抜き差しした。


「あ、やだ、なに、これぇ、」


自分のモノとは思えない甘い声に赤面するが、声を抑えるような余裕がない。

強制的に揺さぶられるような快感に、恥じらいとかそんなのが全部吹っ飛ぶ。


「これ?」


純はソコをグッと押し潰す。

こひゅっと喉が音を立てた。


「前立腺ってゆうらしいよ?聞いたことあるだろ?」


気持ちいい?と、ぐりぐりとソコをなぶりながら純は笑みを浮かべた。


「それにしても、初めてでこんな感じるとかすげーな。」


純は指をゆっくりと抜き差しさせながら、そう言った。
ローションが追加され、いつのまにか指も2本に増えている。


「分かる?これ、2本に入ってんだよ」


そう言っ純は2本の指で前立腺をごりごりと擦った。


「あ、ああっ!だめ!、へんになる、へんになるからぁ!」


強すぎる快感でおかしくなりそうだ。


「えっろ、」


純は呟くが、前立腺をなぶる指は止めない。


「ここまで感じやすいとエロい体も大変だな。」


「あ、あああ、あっ、」


「聞いてる?」


純は爪の先で前立腺を引っ掻く。
頭に火花が散った。

普段なら何度もイってるような快感。
だけど、勃起したそれを触らないといけそうにない。

熱が貯まって、苦しい。

いきたい。


俺はそろそろと自分のモノに手を伸ばそうとする。

しかし、純がそれに気付かないはずがなかった。


「何?自分でしころうとしてんの?」


だって


「ああ、そうか。こっちだけじゃイけないのか。」


純は言うが、なぶる指を止めたりはしない。


「俺が見てんのにオナニー?・・・ほんとに変態だな」


クスクスと笑われると、泣きそうになった。

空いている方の指に腕を抑えつけられ、自分で触ることも叶わない。

だけど、体が熱い。
苦しくて、熱くてたまらなかった。


「お、おねがっも、無理。」

とうとう涙がこぼれて、しゃくり上げながら言うと、純はごくりと喉をならす。

純は指を抜いた。


「いーよ。でも、これ入れてからな」


そう言って取り出した純のモノは固くなっていて、俺のモノよりも一回り大きい。

コレを、俺の中に。

ごくりと、俺は喉をならした。


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あきゅろす。
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