首無しライダー パパと池袋@〜とりあえず歩いてみる〜 「みー君と池袋なんて何年ぶりかなぁ」 「来た事あったっけ」 「忘れたの!!!?あの一夏の熱い夜を!!!!」 「黙れ」 クダラナイ会話をしながら父子はダラダラと池袋の街を歩く。 「あんまり変わってないなぁ」 「あんなトコにウニクロなんてあったっけ?」 キョロキョロを辺りを見回しながら喋り続ける父親は上京したての自分を見ている様で、帝人は顔を赤くした。 そんな帝人を気にする事なく父親は巨大な五叉路の信号待ちでも楽しそうに話し続ける。 「あそこの店は変わってない。二階の蕎麦屋と甘味屋もそのままかな。後で食べに行こうよ」 「そういえば四越デパートの後って何ができたんだっけ?電気屋?こないだテレビで家電戦争って言ってたけど」 ネタに尽きないらしく延々と話し続ける父親に曖昧な返事をしていれば 「全身ウニクロコーデとかしたらパパ泣くからね」 唐突に話が157°ほど反転する。 「ウニクロ舐めてると痛い目あうよ」 父親の話が飛ぶのはいつもの事で帝人は別段気にも止めずに、それなりにお世話になっているウニクロのフォローをとりあえずしてみた。 ―――――――――――――― 今回短いですね すみませんm(_ _)m 一夏の熱い夜はいつか書こうかなぁ(笑) 次こそ誰かに会わせたい!!!! [2010/3/13 Up] [*前へ][次へ#] [戻る] |