[携帯モード] [URL送信]

企画
決戦は14日:当日A池袋
幼なじみの記憶をかき消す様に帝人は思い切り立ち上がった。

そして、彼は外へと飛び出した。
正臣の事を思うと心の底にザラリとした何かを感じてしまう。
それがイヤで
帝人は誰かを求めて逃げ出したのだった。

けれど、宛ても目的も何もなく外へと出た帝人はブラブラと60階通りを歩く。
あちこちにカップルが居て。
皆が幸せそうで楽しそう。

一人で彷徨くのは何故か罪悪感さえ抱いてしまう。

池袋という町から締め出されてしまったかの様な錯覚をし始めた帝人は道の脇をトボトボと歩く。


「違うところに行こう」

少しでも楽しそうなカップル達から逃げたかった。


・割引券あるしロシア寿司に行こう→P17へ
・西口の方がカップルとか少なそう→P18へ

――――――――――――――
独り身の男子高校生にはバレンタインの街はキツいかなぁ
とか思ったり(笑)




[2010/2/14 Up]

[*前へ][次へ#]

16/28ページ

[戻る]


あきゅろす。
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!