あの日くれた あの場所で 子どもっぽいな 「あーあ……輝くん逃げちゃったよ」 「高橋さんが悪いんですよ!輝くんはまだ、誰も手を出してないんだから………」 「へー…。だ、れ、も、ね〜……じゃあ、俺が最初だ!」 「はぁ……(駄目だこの人…)」 「なんか不満そうだね…?棗くん」 「いいえ、なんでもございません。それより………どうして此方に来られたのでしょうか?」 「あ、忘れてたね。あのね………雛のライブがあるから、そのライブのチケット渡そうとしたんだけどね………やっぱ止めた」 「え?雛の………てか…輝のか?」 「そうだったね。輝くんの…………要らないよね〜」 ニコッ 「「要ります!」」 「へ〜。なんで?だって……二人とも生で見れるじゃんか!あんな可愛い子をさ!」 「拗ねてるんですか?高橋さん(子供だな……」 「拗ねて……るって言ったら?どうする……棗くん」 「…………………子どもっぽい…」 「ぷ、あはははは!素直だね。面白い〜仕方ないからあげるよ、チケット」 「ありがとうございます!高橋さん!(以外とすんなりくれたな……いつもだったらくれないのに)……良かったな!棗」 「別に………嬉しいとか思っていませんので…」 (またツンツンしてる……本当は嬉しいくせに…顔に思いっきり出てる) 「………高橋さん。そのためだけにわざわざ此処にいらっしゃったんですか?」 「そうだよ♪」 「仕事は…「ほっぽって来ちゃったんだよね☆」そうですか……………直ちにお帰り願います」 「ひどいな……棗くんそんなに俺の事嫌いかい!?」 「そんなことありませんよ?」 「ふーん……じゃ、帰るとしますか…楽しかったよ!」 「ちゃんと来るときは連絡入れてからだよ〜高橋さん!仕事も終わらしてきてね」 「はいはい」 ((絶対あの様子じゃ、聞いてねぇーな。あの人は………)) 「……………輝く、ん…か。ふっ、可愛い子だったな。まっ、当たり前か…それに皆に愛されてんだね〜」 [*ま〜え][#つ〜ぎ] [戻る] |