◆短編
ハイエナちゃん1※R18
人の代わりに獣人達が支配する星。
そこでは鋭い爪や牙の代わりに知恵を手に入れた獣人達が、種族を気にせず暮らしている。
時折争い事が起きる事もあったが、大体は言葉で解決するようになっていた。
動物独特の種族を滅ぼさない本能が良い方向に働いた結果でもあるようだ。
勿論獣人と言うくらいなので身体や習性には獣の面影を残していたが、勿論の如く人の要素も多分に含まれている。
ネコの獣人で言えば、小柄で、すばしっこく、高い場所を好み、気分屋。
ゾウの獣人ならば大柄で、ゆったりとしており、細かい事は気にしない。
しかし、そのどの種族もが成人しても大体140〜200cmほどの大きさに収まってしまう。
極端に小柄な種や極端に大柄な種は、この世界に生きやすく体格を進化させた。
なぜならそうしなければ会話する事が出来ないという、至極単純で、とても重要な理由。
獣人達は皆、会話する事が大好きだった。
種族毎の特色が無くなってしまったのではないかと学者達は心配し、我々は野生を失ったと嘆く者もいる。
だけど大半の獣人達は、種族を越えて自らの伴侶を選べるようになったと喜んでいた。
そう、自分達の種族にはない魅力が多種族にはある。
そしてこの話の主人公達もまた、異種族間での交際を喜ぶ恋人同士なのであった。
ただし彼らには種族以前に、性別の壁が有るのだけれど……。
俺の恋人のハイエナちゃんは凄く可愛い。
どこが可愛いって全部なんだけど、それじゃハイエナちゃんの可愛さが伝わらないから細かく説明してあげよう。
まず顔が可愛い。
俯きがちで上目使いの表情は、恨めしそうで凄くいい。
鋭く切れ長な瞳は実に酷薄そう。
眉が薄いのもチャームポイント。
目の下のクマもハイエナちゃんにとても似合っている。
次は身体。
ハイエナちゃんは一杯食べるけど凄く痩せてる。
種族的にたくさん食べるらしいんだけど、その中でも食べる方みたい。
横から見ると薄い身体はギュッと抱きしめたくなるし、凄くセクシー。
肋骨が浮いてる箇所なんて、舌でなぞりたくなるね!
細い手足は折れそうな程なのにしなやかで、内側の白い肌に牙を突き立てたくなる。
俺の歯形がハイエナちゃんの肌に残るって想像しただけで勃起しそう。
忘れちゃいけないのが性格。
ハイエナちゃんは誤解されがちだけど、凄く温和で照れ屋さん。
俺が好きって言うといつも眉間にシワを寄せて嫌そうな顔をする。
そして小さな声で
「俺は好きじゃない」
とか言う。
でも俺は知っている。
そんなつれない事を言いながらもハイエナちゃんの顔は真っ赤で、口元は嬉しそうに緩んでいることを。
「チューしていい?」
って聞くと、
「悪趣味な奴」
って悪態を吐く癖に、嫌って言わないハイエナちゃんは可愛い。
ハイエナちゃんは、キスもセックスも俺が初めて。
肉付きの薄い唇をソッと塞ぐと、ピクンと身体を震わせて俺の腕に縋りつく初々しさがたまんない。
俺はハイエナちゃんと出会うかなり前に童貞とオサラバしてたんだけど、凄く、すごぉぉく、後悔した。
初めて同士でしたかったってハイエナちゃんに言ったら、
「童貞だと無理やり突っ込まれて壊されそうだから、お前が初めてじゃなくて良かった」
なんて優しい言葉。
そんな可愛いハイエナちゃんに興奮して、初めてなのに抜かずに何回も致してしまった。
早くお尻だけでイけるようにハイエナちゃんのお尻に一杯中出しして、チンポで突く度に精液がブチュブチュ音を立てて吹き出す位激しく、ハイエナちゃんの気持ちのいい所を突いてあげた。
「やらぁ、チンポ擦って…っ!」
なんて、快感に濡れた顔でハイエナちゃんは泣きじゃくったけど、心を鬼にしてアナルを突いた。
強い快楽じゃなくてイかせてあげられるように、前立腺を中心にねっとりみっちり。
ハイエナちゃんのアナルは狭くて、熱くて、俺のチンポを握るみたいに締め付けてくる。
きゅ、きゅっ、と締まる度、ハイエナちゃんが感じているのがわかって、凄く幸せ。
「くひぃ……ッ!!!」
ハイエナちゃんはビクンビクン、って大きく身体を震わせると、射精せずに絶頂した。
初めてには強すぎる快楽だったのか、ハイエナちゃんは俺の身体にくたりと身体を預けて気を失ってしまう。
気絶している筈なのに射精出来ていないチンポは上下にヒクヒクと動き、大きく開かれた太ももは小刻みに痙攣した。
ドライでイッちゃうなんてとってもエッチだけど、やっぱり出さないと辛いだろうとハイエナちゃんのチンポに指を這わせる。
裏筋にびっしりと血管を浮かせていやらしく勃起したハイエナちゃんのチンポは、指で輪を作り上下に扱きあげただけでビュクリと濃い精液を吐き出した。
漂う雄の匂いはハイエナちゃんが感じてくれた証みたいで凄く嬉しい。
まだ触れて欲しそうにヒクヒクと震えるハイエナちゃんのチンポを口に含むと、ジュポジュポと音を立ててお掃除フェラした。
ハイエナちゃんの精液の味は、苦いのにとても美味しい。
皮の隙間まで丹念に舌を這わせながら、また勃ちあがり始めた自分のチンポを擦った。
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