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◆頂き物
沈也様から相互記念6※R18
「あっ、あっあぁああ!!!やぁ、んっ、んっ、ふぁあ!!!」

抉られる度に目の前がちかちかする。
質が良く、普通に寝ているだけでは軋みなど立てないベッドがぎしぎしとスプリングの音を立てる程、強く揺さぶられていた。

「はぁっ、王子。セイリア王子…っ」

「あんっああっんっ、だめ、だめぇ…!!!そんな、に、したら…っんぁあっ!!!」

身を捩るが腰を掴まれ逃げられない。
打ち付けられる度に走る快楽は自分で慰める事しか知らない王子にとっては甘美すぎて辛い物だった。
初めての行為だと言うのに身体を覆う熱が快楽だけを伝え、既に絶頂が近い。

「はぁあ、あぁ、いく、だめイっちゃう…だめ、ぇ…!!!」

「良いです、よ…っ好きな時に…っ」

「あ、ぁああああ――――――っ!!!!」

嬌声を上げながら全身をびくつかせて達する。
白濁を自分の腹に撒き散らしながら、同時にクレウが掠れた呻きを上げ、腰を押し付けるのが分かった。

「…え?え、え?」

途端、違和感を覚える。

「…ああ、まだ人間になりきっていなかったのか」

ぼそりと困った様に、それでいて酷く楽しそうにクレウが呟いた。

腹が、膨れていく。
みるみる内とは言わない。筋肉もついていなさそうな薄い腹がうっすらと微かに曲線を描く程度。しかし確実に膨らんでいた。
そしてナカが満たされていく感覚。

「な、なに。なに、これ。なんだよぉ…!!!」

「落ち着いて、王子…」

混乱して恐怖に足をばたつかせると、それを押さえつけられる。

「大丈夫、出せば良いだけですから」

「だ、出すって。出すって…」

そう言っている間に再び俯せにして腰を高く上げさせられた。
満ちた腹をクレウの手が優しく撫でる。

「力を入れて…さぁ」

「何でそんな事…っ!」

「出さないと苦しいばかりですよ、ね?」

「あ゙っ!!!」

言葉と同時にぐっと腹を押され、無理矢理力を入れさせられる。
後孔が広がり、ナニかがナカから押し出されるのが分かった。
体内で温められたのか生暖かく、気持ち悪い液体が太腿を伝い、ボタリと共にシーツの上に落ちる音が聞こえる。

震えながら後ろを向いて王子はひゅっと息を呑んだ。

透明なゼラチン質に覆われた黒い玉。
これは、これはまさか。

「ナカで変化してしまった様ですね…。大丈夫、孵化はしない筈ですからゆっくり出して」

孵化。

「こ、れ。これ、たま、ご…?」

後孔から出ているそれは玉が大きすぎるが、庭にある池で一度見た事のあるカエルの卵と酷似していた。

「ええ。さぁほら」

「え゙っ、やぁ!!あああ!!!!」

ぐっぐっと腹を押されると、中の物が出ようと動くのが分かった。
後孔が押され、口が開く。
ボトリとまた一つ粘液を引きながらシーツの上に落ちた。

「あ、あ、み、見るなぁ…!!」

「ふふ、私達の卵を産んでいるみたいですね…」

排泄している所を見られている様で羞恥に身体を赤く染める。
けれど腹部を圧迫されている所為で止まらない。
それに――

「あっ、ふぁっ、んん…っ」

「ん…?ああ、気持ち良いんですか?」

そう。卵が零れ落ちる度に緩やかな快楽が身体を包む
いつしか卵を産み落とす事に夢中になっていた。

「あ、ぅ、ん、んっはぁ…っ」

「後もう少しですよ、力んで…」

「や…ぁ、もう、出な…っんっ」

太腿が快楽でぶるぶると震える。
まだ奥に残っている感覚があるというのに王子は疲れ切って力むのを止めてしまった。
腹部も元の薄さに戻り、圧迫しても出来らない。

「…どうやら奥の方は連なってるみたいですね…」

もう既に腰を上げ続ける気力も無い王子の腰を持ちながらクレウは指を後孔に差し入れた。
指の先に柔らかいゼリー質が触れる。

「セイリア王子…もう1度だけ力を入れて」

「んっ、んんっ」

王子が呻くと指を抜いた後孔から連なった卵の先端が覗くが、それ以上は出てこようとしない。
朱く熟れた縁がひくひくと痙攣して黒い卵を包む透明なゼリー質を覗かせているのは卑猥極まりなかった。
それをじっと凝視するクレウの瞳が情欲で爛々と光る。

「引っ張り出してあげますからね…」

「え…?えっ?や、やめ」

卵を押し込まない様に縁から再度差し入れた指がゆっくりと卵を掴んで、ナカから引きずり出す。
少し出た所で手の平で握り込むと

「も、もうやめ…出な、出ないからぁ…!」

「好きなだけ感じて良いですからね」

「や…ひぎっぁあああああぁああああああああ!!!!!!!!」

思い切り引き抜いた。

ゼリー質の中の卵が後孔を通り抜ける度にごりゅっごりゅっと刺激し、壮絶な快楽が身体を走る。
絶叫の様な嬌声を上げながら白濁を漏らす様に吐き出すと、王子はその場で気絶した。


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あきゅろす。
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