◆登場人物紹介
捕食者の憂鬱シリーズ
■朔夜 さくや（捕食者）
捕食者 人間を食べる人外の種族。
被食者を気に入り、嫁として可愛がっているが、いまいち相手には伝わっていない。
肉体的に人とは違うので、空を飛ぶようにジャンプ出来るほどの脚力をもっている。
嫁のドジをカバーするのは夫の務めだと思っているので、ドジでもいいと思っている。
■不破 日向 ふわひなた（被食者）
被食者 捕食者に捕まった人間。
怖がりでヘタレだが、行動力はある。
が、基本的にそそっかしいので失敗に終わる。
捕食者の事を殺してやろうと狙っているが、常に失敗に終わる上、妙に優しくされて焦っている。
頭はいいが運動神経は悪い。
自分がドジだという自覚はない。
■医者（望月） もちづき（捕食者）
捕食者 一族内での地位は医者、朔夜の幼馴染み。
基本的に明るく、ムードメーカー的な役割をになうことが多い。
口が上手く相手が騙されてくれる事に悦ぶいじめっ子的な面もあるが、親しい人にしかしない。
脆い面があるのを隠そうとする為、本当の顔は見せない。
一族内では弱い方。
■志波 陽一 しばよういち（被食者）
医者に会いに自ら住処に足を踏み入れた人間。
誰にでも分け隔てなく明るく接する善意の人。
体育会系で上の人には逆らわないタイプだが、道理の通らない事に対しては真っ向から反論する。
懐が広く、多少の事なら笑って許してしまう。
犬っぽい所為でシバ（犬）と呼ばれる事も多々ある。
■朝日 あさひ（ハーフ）
朔夜と日向の息子。
天真爛漫で誰に対しても物怖じしない。
裏表がなく素直である反面、嘘がつけない性格。
人間である日向の影響か、普通の一族よりも多少攻撃性が少ない。（弱い訳ではない）
大飯食らいで燃費が悪い。
■藤 ふじ（ハーフ）
志波と医者の息子。
大人しく引っ込み思案だが、思慮深く物事を的確に把握する事が出来る。
運動能力的には一族に劣るものの、腕力のみならかなり強め。
手先が器用で根気強い。
疑問に思った事をずっと考え続けてしまう所がある。
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