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◆111111HIT〜
2:捕獲※R18
「にいちゃん見える? 俺が准一君のおちんちんでジュポジュポされてる所」

「な、なんで……」

「だって俺、准一君の奥さんだもん。准一君のデカチンで犯されてアヘアヘしちゃう雌犬なんだもん」

そういうと拓馬は腰をくねらせて結合部からペニスを抜き出すと、ヒクヒクと震えるアナルを指で広げた。
赤くぽってりと腫れたそこは、触れた指を何の抵抗もなく飲みこんでいく。

「今までずっとタチだったのに、准一君のオチンポお尻に入れてもらってから、ここに精液出されて感じちゃうの。准一君のオチンポで種付けされてイッちゃう体になっちゃった」

恥かしい言葉を嬉しそうに語る。
指の隙間からトロリと垂れたローションが、俺の頬を塗らした。

タチ? 種付け?
意味がわからない、一体拓馬は何を言ってる?

「2人が付き合っているのだからこういう関係なのはわかる。だけど俺は関係ないだろう!」

「関係ありますよ」

「え?」

「ねえ、拓馬?」

「うん。俺ね、にいちゃんの事も好きなの。昔からずっとにいちゃんでマスかいてたし、お尻犯すの妄想してた」

「なっ!」

「でも本当にしたら絶対にいちゃん痛くて泣いちゃうし、嫌われちゃうから俺、ガマンしてたんだ」

拓馬の顔が近づき、俺の頬をぺろりと舐めた。
舌が離れた場所から外気の冷たさ伝わり、ゾクリと震える。

「好きだよぅ」

拓馬の指が俺の頬を愛おしげに撫でる、俺の反応を待つその顔は叱られた時みたいに、悲しそうだ。

「俺は……」

「だけどね」

俺の言葉を遮り、拓馬がニッコリと微笑んだ。

「准一君なら始めてでも気持ちよくしてくれるんだ」

「たく、ま?」

「俺も初め突っ込んでやろうと思って付き合ったんだけど、いつの間にか突っ込まれちゃうし、すっごく気持ちよくて処女だったのにトコロテンでイッちゃうし、こんな顔して絶倫だし、准一君凄いんだよ!」

言っている事がわからない。
矢継ぎ早に言葉を紡ぐ弟の顔は、まるで恋する乙女のようであり、敬虔な信者のようだ。
詰まる所、俺はどうなるんだ?

他に縋る場所が無く、視線を准一君に向けると彼は涼しげな表情で微笑んだ。

「ふ、2人は付き合ってるんじゃ……ないのか?」

「付き合ってますよ、拓馬が僕の奥さんです」

「じゃあ、何故俺がこんな状態なんだ?!」

「拓馬が、貴方を欲しいというから」

何の事はないという声音。
自分の価値観がおかしいのか?
俺はおかしくなっているのだろうか?

「それに俺も会ってみて貴方を気に入ったからいいかなって。拓馬にはあんまり似てないけど、優斗さんも可愛い」

「可愛っ、いくはないだろう?!」

拓馬よりは少し身長が低いが、それでも成人男性の平均よりは上で、筋肉だって普通についている。
顔立ちも女性的ではないし、年齢も彼より上だ。
可愛いと形容されたのなんて子供の頃以来だ。

「可愛いですよ。だから」

准一君の指が輪郭をなぞり、その形を確認するようにゆっくりと動く。
何のことはない動作なのに、身体がゾワッと粟立った。

「優斗さんも僕のお嫁さんになってください」

頭がおかしくなりそうだ。


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あきゅろす。
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