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◆111111HIT〜
100万HIT 正義×セルヴァ3※R18
横になったご主人様の身体を跨ぐとご主人様の腕に引かれて、とりあえずお腹の上に腰を降ろす。
酒と淫液と腸液で濡れた臀部は妖しく滑り、触れたご主人様の肌との間でぬちゅりといやらしい音を立てた。

ご主人様の目から丸見えであろう俺のペニスは硬く勃ち上がり、先ほどの射精の余韻なのか先端の穴をヒクヒクと蠢かせているのが自分でもわかる。

「セルヴァ、自分で入れてご覧」

「え?」

それが罰なのだろうか?
もっと酷く虐められたり、痛みを与えられえるものだと思っていた俺はきょとんとしてしまう。

「ただし今度は本当に先にイっちゃ駄目。もし先にイったら……」

「先にイったら?」

「しばらくエッチな事はお預け」

「っ!!!」

散々ご主人様に虐められて敏感になった身体は、1日間が開けば淫らに疼き始めるというのに、しばらく。
ご主人様がこう嬉しそうに宣言するという事は最低でも1週間。
持たない、持つはずが無い。

「や、やです……っ!」

「じゃあ先にイかないように頑張らないとね」

敗色の強いその勝負に本気で焦る俺を楽しそうに眺めるご主人様はいい顔で微笑む。
ご主人様だって我慢する事になるのだろうが、おそらく平気なのだろう。

ご主人様にとって優先すべき事は、楽しいか、楽しくないか。
我慢した方が楽しければきっと迷わず禁欲するだろうし、それに対して努力を惜しまない、そういう人だ。

後ろ手でご主人様のペニスを撫でるとすでに硬く勃ちあがり、その幹をしとどに濡らしている。

「硬い…ですね」

「さっきセルヴァのいやらしい顔見たからね、俺も興奮してる。俺もすぐにイッちゃうかもよ?」

クスクスと笑うご主人様の顔は、帰って来た時に見せた自信たっぷりなあの表情。
それでも俺も負ける訳にはいかない。
だってご主人様にエッチな事して貰えなかったら、身体が疼いて立つ事すら出来なくなってしまう。

尻尾をまたペニスにクルリと巻き、今度は絶対ほどけないようにきつく締め付ける。
ぎちりと肌が鳴りビリビリと傷むけど、背に腹は変えられない。

指で屹立を支え、襞を擦るといやらしい水音が耳を犯す。
はぁ…と息を吐いて一気にご主人様のペニスを体内に受け入れた。

ズッ―……

「んぁ……っ、あぁああ」

鋭敏になっている体内はただ入れただけなのに、いきそうな位気持ちいい。
ご主人様の美味しいペニスを味わおうと自然に腰が揺らめいた。

「は……っ、セルヴァの中いつもより熱い、ね」

ご主人様も感じているのか少し上擦った声で俺の腰を支えてくれる。
触れられた部分から痺れるような快楽が湧き上がり、今の俺には辛いばかりなのだけど。

「はー……ッ、あ、あ、ぁ、……ぁあ」

快楽でガクガクと震える身体を何とか押さえようと深呼吸をしている俺の顎を、ご主人様の指が軽く擽り不敵に笑う。

「動かないと気持ち良くないんだけど」

「んぎっ!」

硬いペニスで下からズンと突かれ、目の奥で星がチカチカと飛んだ。

「や、ぁ、待って……ッ、まだっ」

「ん? 俺が気持ちよくなきゃお仕置きにならないでしょ?」

「ひぃ……ん゛っ!」

当然のように言い放ち、ご主人様のペニスが俺の内壁を割り開いていく。
気持ちのいい場所を知り尽くしたご主人様のピストンで意識が飛びそうになるのを、新たに貫かれた快楽で現実に引き戻される。

「ごしゅじ、さ、まっ」

「ふふっ、そうやって耐えてる顔可愛いなぁ。もっと泣いて?」

「んあ゛ぁっ、あっ、〜〜ッんぅう゛ぅうッ!」

気持ちよくて、イきたくて、身体が自分を裏切りそう。
歯を食いしばって耐えようとするのに、きつく締め付けている筈のペニスの先からはポタポタと先走りの蜜が引っ切り無しに零れていた。

(出したい、イきたい、気持ち良くなりたい!)

頭の中がそればかりになりそうで怖い。
だってそんな事したらご主人様に嫌われてしまう。
触って貰えなくなっちゃう。

「っひ…うっ、んっ!!!」

「セルヴァのここ、解放して欲しがってるよ?」

指先でだらしなく開いた鈴口を抉るご主人様の弾んだ声。
その声の誘惑に負けそうになる自分を叱咤して、首を横に振った。

「イきたくないの?」

首を横に振る。

「じゃあイっちゃえば?」

首を横に振る。

本当はその声の誘惑に乗ってしまいたい。
でも俺は、首を激しく横に振った。

「や……ですっ! 俺はごしゅじん、さまにっ、正義さんにエッチな事してもらえないと、しんじゃぅもん」

子供が八つ当たりをするように、ご主人様をにらみつけた俺はきっと凄く汚い顔をしてるだろう。

涙はボロボロ出てるし、きっと鼻水だって出てる。
顔は酔いもあって赤いだろうし、イかないように我慢している所為で顔だって歪んでる。

ヒクッとしゃくり上げた俺の頬をご主人様が撫でてポツリと呟いた。

「……参った」

「ふへ……?」

ご主人様の腕が俺の身体を軽く押すと、油断していた俺の身体は押し倒される形で床に倒れる。
床にぶつかると思って身構えた身体に痛みはなく、変わりに俺の腕をご主人様の手が支えてくれてゆっくりと横たわらせられた。

「……ご主人様?」

ぐしゅぐしゅと鼻をすすり上げる俺の額にご主人様が優しくキスして、濡れた頬を手の平で拭ってくれる。

「今日は虐めてやろうと思ったのになぁ。セルヴァがあんなに可愛い事言うから」

ご主人様の指が俺の尻尾をちょんちょんとつついて笑う。

「命令変更」

「え?」

「セルヴァのお仕置きは俺と一緒に気持ち良くなる事、ね?」

ご主人様の手であやすように身体を撫でられて、ゆっくりとペニスから尻尾を外した。

「ん……、ふぅ……ぁ」

止まっていた血が一気に流れ込む感触に甘い吐息が漏れる。
根本の赤い痕をご主人様の指がなぞり、垂れた蜜と一緒に幹を軽く扱いた。

「ふぁっ!」

「こっちを弄ると中まで締まるね、気持ちいいよ」

「ご主人様……」

唇にちゅ、ちゅ、と優しくキスをして貰い、内壁をゆっくりと貫かれる。
我慢し続けた身体が痙攣するように震え、ご主人様にも気持ち良くなって貰いたくて身体を揺らした。

「んふ、…ぁあ、ぁ……、ご主人様、も……」

「うん、気持ちいいよ」

それを証明するように硬くなったご主人様のペニスで気持ちいい所をゴリゴリ擦りあげられ抉られる。
先端からピュクンと飛び出した淫液が腹を濡らし、思わず恥かしくて顔を背けた。

「もうイきそうだね」

「……はひ」

グッと身体を押され、最奥をご主人様のペニスが抉る。

「ッ……、ぁああっ!!!」

「一緒にイこうか」

そういうと返事も聞かずご主人様のペニスが抜け出て、そして再度穿った。

「んあ゛ぁあっあ゛ああぁ、ぁあぁっ!!!」

繰り返される激しい抽挿に床を掻く爪がガリガリと嫌な音を立てる。
揺さぶられる衝撃で眦にたまった涙が弾け、頬に伝った。

「あぁ……っ、あ゛あぁぁぁあああ……ッ!!!」

「―……くっ」

ご主人様の熱い飛沫を最奥で受け止めながら、俺も性を解放する。
精油管を勢い良く飛び出す精液の感触が気持ちよくて、身体がビクビクと波打った。
長い射精で腹に白い水溜りを作るのをぼんやりと見ながら、ご主人様のペニスの律動を味わう最高に気持ちイのいい時間。

ずるりとご主人様のペニスが抜け、絡みつくようについていった精液が重力に逆らわず俺の身体にポタポタと落ちる。
未だに快楽で震えた身体はいう事聞かず、寒い訳でもないのにガタガタと歯が鳴った。

「感じすぎて震えてる、可愛い」

ご主人様が笑いながら指を俺の口の中に突っ込むと、震えの止まらない歯の隙間にその指を当てる。
柔らかい肉の感触と、ご主人様の体温に次第に安心したのか、徐々に震えは止まっていった。

口の中に残されたご主人様の指をチュプチュプとしゃぶっていると、次第に眠くなってくる。
やはり酔っていたのだろうか、瞼が重い。

「……おやすみ」

まるで魔法のようなご主人様の言葉に、俺の意識は霧散して消えた。



朝起きてみるとベッドでちゃんと寝ていて、ご主人様に運んでもらったのだと気付き青褪めて、慌てて起きようとした俺は、今まで体験した事のない痛みに襲われてヘナヘナとその場にへたり込んだ。

「う゛、頭が痛ぁ……」

「二日酔いだねぇ」

「これがですか? 今まで生きてきてはじめてです」

ガンガンと響くような痛みにこんな痛みなら一生経験したくなかったと、ため息をついた。

「呑みすぎたんだね。日本酒に慣れてないから酒量がわからなかったんだろうし、今度からは少し控えながら呑むといいよ」

「そうします」

頭を押さえながら振動を与えないように慎重に動こうとする俺に、ご主人様が明るい声で笑った。

「あ、でも酔ったセルヴァも可愛かったなぁ。ちょっと呑みすぎくらいがいいかも」

「ご主人様!」

自分の出した大声にまた身体を硬直させた俺をご主人様が笑う。
もう本当にしばらく酒は見たくない。

あんな恥ずかしい思いをした事を思い出したら、はしたなくご主人様を誘ってしまいそうだから。



りう様リクエストありがとうございました!
細かくリクエストしてもらえたので、その道筋どおりに書けて楽しかったです。
りう様にも楽しんでもらえたら嬉しいです。

鬼畜とラブラブが半々くらいになっていたらいいなぁと思います。


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