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◆111111HIT〜
900000HIT シリーズ甘い毒・その後3※R18
抱きかかえられたままソファーに運ばれ、優しい動作でゆっくりと下される。
革張りのソファーの感触が肌にぴたりと吸い付き、少しだけひやりとした感触に身震いした。

彬さんの大きな手が顎を掬い俺を上向かせると、薄く冷たい唇が熱くなった俺の唇に重なる。
チュ、チュと軽く唇を吸われる優しいキスから、器用に動く舌が歯列を割って俺の舌を絡め取る激しいキスに変わった。

「ん……む、は、はぁ……んんっ」

荒い呼吸をする俺には少しだけ苦しいキスは、それ以上の嬉しさを与えてくれる。
彬さんに求められるのが嬉しくてたまらない。

ひとしきり俺を味わい尽くした彬さんの唇が離れ、唾液で濡れた口の端をペロリと舐める感触に身を震わせた。

「蕩けちゃって可愛い」

彬さんが耳元で囁いた言葉にビクリと身体が反応する。

いい年した男だし実際問題可愛くはないのだけれど、彬さんの口から可愛いと言われると自分が愛される理由があるみたいで安心してしまう。
他の誰に可愛く見えなくても彬さんに可愛く見えるのなら、それでいい。

彬さんの手が俺の足首を掴んで肩に乗せ秘部を露わにすると、外気に晒されたそこがヒクヒクと収縮しているのがわかる。
まるで呼吸をするように、ねだるように蠢くアナルに彬さんのペニスが押し当てられ、ゆっくりと沈んでいく。

「ん……、ぁ、あ」

彬さんの硬いペニスが徐々に俺の中に入ってくる。
太いカリが襞を擦り、内壁を抉る感触が気持ち良くて、ため息のように熱い吐息を吐いた。

「ん、瑞希の中、柔らかくて気持ちいい……」

熱の篭もり少しくぐもった声に口角を上げて笑む。
俺だけが気持ちいいんじゃなくて彬さんも気持ちよくて嬉しい。

グッと奥まで貫かれ、身体の中心に一本の太い芯が通る。
トクントクンとまるで心臓がそこにあるかのようなリズムを刻み、快楽を求める行為の最中な筈なのに酷く安心した。
これ以上無く、彬さんがここにいると確認出来る。

「動いていい?」

「ん、激しくして」

「はいはい、瑞希の望む通りに」

まるでお姫様にするように俺の手の甲にうやうやしくキスをして、彬さんが腰を引いた。

「ふぁ……っ!」

広げられた襞を逆流するペニスの感触に身震いしながらも、泣き出しそうな快楽に身を委ねる。
まるで離すまいとするように彬さんのペニスに絡みつくいやらしい肉の動きに俺は頬を染めた。

亀頭以外を抜き去ると焦らすように小刻みにそこで腰を揺らす彬さんに焦れて、俺は指でアナルを広げて誘う。
軽く腰を上げて淫らなダンスを踊るように、恥部を見せつけた。

「焦らさないで、一杯して……」

彬さんがクスクスと笑い、あやすように俺の唇を撫でる。

「ゴメンゴメン、つい勿体無くて、ね」

大きな手の平が俺の腰を掴み、力強く引き寄せた。
これから始まる享楽の合図。
与えられる快楽を思い、俺の身体は戦慄いた。

ズッ――……ッ!

「ひぁうっ、あ゛ぁアァああっ、ん゛、……んぅうッ!」

内壁を暴君のように犯し貫く彬さんのペニス。
カリ高のペニスで襞をめくり、熱く熟した亀頭前立腺を潰し、激しいピストンで最奥を抉る。

「あ゛、あ゛、あ゛ぁう……っ!」

激しい挿入に感じた身体が彬さんに縋り、その背中に爪を立てる。
硬く尖っていた乳首はぴったりと密着した身体の間で擦れ、ジンジンと疼痛に似た悦楽を訴えた。
気持ちよさに痙攣した足先は丸まり、快楽のひと欠片すら逃さないようにアナルは貪欲に絡みつく。

「ひもちぃ……、彬さ、んっ、きもちい゛ぃ」

「ん、俺もっ、はっ、ぁ、もっと泣いて、瑞希」

「んあぁあぁぁあああっ!!!」

回すように揺すられた腰は1番感じる前立腺をグリグリと押し上げ、キュンキュンと高まっていた射精欲の枷をあっさりと外してしまう。

「いくっ、あぐっ、いっちゃ、う、っ、彬さん、俺、もお、イっちゃぅうううっ!」

「いいよ、俺も、もうイク、から」

パンパンと激しい音を立てて俺の尻を犯す彬さんの声も上擦って、絶頂が近いのが判る。

(俺で感じてくれてる)

それがただの摩擦という行為だとしても、俺という存在が多少の味付けになればいい。
彼が俺から離れない理由になればいい。

「ん゛ぁあああっ、あっ、あっ、ああああ、……っ!」

止めとばかりに貫かれた身体は、あっけなく精を吐き出し腹を汚す。
いやらしいを放ちながら腹が白く染まり、トロトロと垂れるその感触にすら身を震わせた。

「瑞希、目を閉じて」

ズルリと俺の中から自身を抜き出した彬さんが、俺の目の前でガチガチに張り詰めたペニスを擦る。
その瞬間を見たい衝動に駆られながらも、俺は従順に目を閉じ、うっすらと口を開いた。

「ん……、んっ!」

シュ、シュッと擦る音がかすかな音がして、頬にぴしゃりと熱い飛沫がかかる。
熱くて濃い、彬さんの精液の匂い。

唇まで届いたそれを舌先に絡めて舐めあげる。

「おいしい」

口の端に笑みを浮かべながら呟いた俺に、彬さんが笑う。

「じゃあ、残りもどうぞ」

ねっとりと蜜を垂らす彬さんのペニスが口に触れて、俺は躊躇う事無くそのゴチソウを口内に迎え入れた。



「結局今日はどこに行っていたんですか?」

内心の緊張を隠し、なんでもない事のように彬さんに尋ねる。
知りたがる俺にうざったさを感じたり、監視されているような気分になって嫌われたらどうしようと考えないわけではない。

でも、それでも知りたいと思ってしまう。

「んー、面子が足らないって呼び出されてさ」

「面子?」

「麻雀」

麻雀。
意外な答えに聞いた俺の方が反応出来なくなってしまう。

「面倒だって言ったんだけどね、ちょっとは恩のある奴の呼び出しだから行ってきた。適当に毟ってきたし」

「彬さんって麻雀強いんですか?」

「……どう思う?」

ニコリと笑った彬さんは悪人の顔。
きっとポーカーフェイスで周りの面子から巻き上げてきたのだろう。

「面倒だと思ってたけど、ちょっと良かったかな」

「なにかいい事あったんですか」

尋ねた俺の頬に手を寄せ、唇に軽いキスをする。

「瑞希の待ってる家に帰ったら、瑞希の手作りのご飯が待ってて、可愛い瑞希まで居たらもう最高じゃない?」

当たり前の事。
でもその当たり前を彬さんも嬉しいと思っていてくれる。

「俺のご飯でよかったらいつでも作りますよ」

「本当? でも1番食べたいのは瑞希だからね?」

ちょっとだけ意地悪な顔で笑う彬さんに、俺は正直に答えた。

「いつでも食べてもらっていいんですよ」

いやらしい俺を彬さんが嬉しそうに笑う。
重なった唇は少しだけ熱く、欲が篭もっていた。




癒月様リクエストありがとうございました!
楽しんで頂ければ幸いです。

ラブラブエロエロさせるのが楽しい2人なので、書いていて私が楽しかったです。


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あきゅろす。
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