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◆111111HIT〜
800000HIT フェデルタと真実の絡み3※R18
「ちょっと待て」

「うん?」

人の気配の無い教室の片隅でおされるままに唇を合わせ、柔らかい舌を絡められる。
離れた口から覗く赤い舌がチロリと動き、淫靡に映った。

「ここは何なんだ?」

「いやぁ、お腹一杯になって食欲は満たされたし次は、ね」

「ね、じゃない。何をする気だ」

「ナニ?」

真実の手がズボンの上から形を確認するように、性器をツゥとなぞる。
その動きに呼応するように身体が跳ね、真実の思惑通りに反応してしまう。

「ギリギリ室内だから大丈夫!」

「お前の大丈夫の定義がわからない」

そうやって悪態をつきながらも昂ぶった欲に逆らう事が出来ずに、誘うように突き出された舌を食むように貪る。
文句を言いたいと思っていたのに、幸せそうに腕を絡める真実に嬉しいと思ってしまう私も同罪か。



腰を支えゆっくりとペニスに身体を下ろしていく真実の身体を見上げた。
肌にうっすらと浮いた汗、熱い吐息を吐き出す半開きの唇は唾液で濡れていやらしく光り、その全てに官能を刺激される。

「ふ……、ぅ、あぁ……」

「痛くないか?」

「痛くないけど、デカイから中々入らない」

伸びきった襞を主張するように腰を浮かせ、結合部を見せ付けながら真実が身体をくねらせる。
普段はつつましく閉じている筈のそこが、今はいやらしく口を広げ私のペニスを飲み込んでいる事に背徳感を感じつつも、不思議な充足感を感じさせた。

隙間無くペニスを飲み込むそこに指を這わせ、強引に突き入れる。

「ひぐっ!」

抑えきれない声が真実の口から零れ、揺れた身体に合わせペニスが上下した。
そんな刺激にも感じたのか先からぽたぽたと蜜を零し、
先端の穴を開閉させる。

「そんなに声を出しては誰かに聞かれてしまうぞ」

「だ、れの所為だ」

「こんな所でいやらしくセックスをしようとし始める真実の所為だな」

指を突き入れるリズムに合わせて、腰を押し上げ内壁を穿つ。
柔らかく締め上げるそこはとても気持ちよくて、普段より熱い。

「っ……ふ、ぁ……っは、」

必死で声を抑えようとしているのか力の入った身体でねっとりと絡め上げられ、つられるように達してしまいそうになるのを必死で堪えた。
いつもと違う場所、それもこんな場所である所為なのか、妙に浮き足立って煽られる。
それは真実も同じなのか、目元を赤く染め、気持ち良さそうに息を吐いた。

「声、抑えていろ」

「んんう゛っ」

真実の腰を支えると、最奥を刺激するように突き上げた。
ヌチヌチといやらしい音が部屋を支配し、聴覚すらも置かされる。
身を捩り快楽で蕩けた瞳の真実が、押さえた口元から細かい喘ぎを上げるのが刺激となって打ちつける身体が震えた。

「ひ……っ、〜〜〜っ!!! ………あ゛、ぁ、……は」

「ん、うっ!!」

絶頂の声を殺した真実が、息を浅く、深くつき、身体にもたれかかってくる温度が心地いい。
体内に出すわけにいかず、絶頂の直前で抜き出したペニスを床に向ける。
軽く刺激しただけでパタタと音を立て、床を白く染めた。

「……、きもち、い」

ねだるように唇を食む真実の口を舌で押し開き、口内を味わう。
先程よりも冷たく感じるのは、私が熱くなった所為だろう。
冷たい舌が気持ちよくて、飽きることなく絡めた。



「服が……」

「ご、ごめん」

身体をつなぐ事に夢中になっていた真実が出した精液は、私の着ていたシャツにべったりとシミを作っていてた。
もし乾いたとしても独特の匂いは消えない。

「あ、メイド服着て帰る?」

「どう考えたらそういう結果になるんだ?!」

「似合うと思うけどなぁ、あ、今度メイド服でやんない?」

「メイド服を着た真実と?」

「メイド服を着たフェデルタと」

グラリと思考が揺れる。
なにがどうしてそうなるのだろう、そもそも自分に切れるようなサイズの服……、いや、こんな事を言ったら何処からともなく手に入れてきそうだ。
しかしそれは私が受け入れる方……という事で……?

「女装されてるガタイのいい男に乱暴に犯されるとか浪漫じゃん!」

「わ、わからん」

相変わらず突拍子もない事を言い出す恋人に、ガックリと肩を落とした。
それでも好きだというのだから重症だ。

「そういえばフェデルタ、よく外でするの許してくれたな」

「ああ、そうだ」

指をぱちんと鳴らし、こっそり張った結界を解除する。
外に音を聞こえなくし、この部屋に入ろうという気を無くす程度の小さなものなので、短時間で結ぶ事が出来た。

「流石に猥褻罪で捕まる気はないからな」

「ズルイー! そんなのやったらツマンナイじゃん!」

「つまらなかったのか?」

「う゛、いや、楽しかったけどさ」

まだ少しだけ不機嫌そうな真実の頬にふれる。
頬独特の柔らかさと、男性特有の骨格の固さ、馴染んだ感触。

「またこうやって2人で出かけられたらいいな」

「お外でエッチ?」

「そうじゃなく」

「冗談〜、今度は遊園地とか水族館行こう! 魚〜」

「食うなよ?」

「食わないよ! ……水槽のは」

顔を見合わせ笑い合う。
クスクスと笑い合う声が教室に響いた。





カイ様リクエストありがとうございました!
普段からベタベタしている2人なので、あまり絡みという感じではないような気がしますが、いかがでしょうか。


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