◆10万HIT CLEAR 愛ある鬼畜 小スカ要素あり 低く唸るような音を立てて雄々しいバイブが無慈悲に尻穴を穿つ。 ジェルに含まれた成分が染みこんだ身体にはそんな刺激が気が狂いそうな程気持ちいい。 「ひぎぃ、い゛ぁああ…っ!」 あまりの快楽に身を捩ろうとするが、腕や足を拘束されていて身体は殆ど動かす事が出来ず、情けなく身を震わせるだけ。 「ふむ、まだ強さが足りないかな?」 そんな俺をマジマジと見つめながら博士は神経質そうに眼鏡をクイッと上げた。 バイブを咥えて淫らに蠢く穴からたれるジェルも、さっきからイきっぱなしでジュルジュルに濡れたペニスも、涙と鼻水とヨダレで濡れた情けない顔も全部彼に見られている。 「はかしぇ、もう、らめれす、ゆぅひへ」 「何を言っているかわからないが、まだ治療は始まったばかりだろう?」 「や、や、むりぃ……」 舌ったらずな子供のような声は恥ずかしいが、そうも言っていられない。 これ以上博士の『治療』という名の『実験』につき合わされたら気持ちよくて死んでしまう。 博士が何かを書類に書き込んで、そのペンを俺のペニスにグイグイと押し当てる。 敏感になっていた俺のペニスはピュクンと先端から蜜を飛ばし、軽くイってしまう。 「ほら、こんなペンにも感じてしまう淫乱な身体では日々大変だろう? 私は君の事を案じているのだよ」 細く形のいい博士の指が色んな液体で汚れた俺の顔を優しくなで、手の平で宝物のようにふわりと包んで頬にキスをした。 「恋人を満足させるのは恋人の役目だからな」 そう、この人が俺の恋人。 神経質で 変人で 人の話を一切聞かない 実験だけが趣味の男 実は長い前髪のその向こうにある顔は端整で凄く綺麗なのは俺だけの秘密。 そして今回も俺の話は一切聞かずに暴走したわけなのだが、 「んぎぃ…、ぁっ! は、あぁああっ!」 「『身体が疼いてセックスがしたくなる』なんて色情症なのだろうか?」 「ちがぁ、あっ!」 違う。 ただ単に実験ばっかりしていて俺に構ってくれない博士を誘いたかっただけだ。 「その割には感じているぞ? ああ、もしそれで私が嫌いになると心配しているのなら問題ない。私の力で君を助けてやるからな」 よしよしとあやすように撫でてくれるのは嬉しいけれど、根本から間違っている。 俺は博士とセックスしたかったのに。 「ん、玉が上がってきたな。もうそろそろイきそうか?」 「やらっ、やらあああっ!」 ブンブンと頭を振って嫌々をする俺の言葉は博士に届かず、その手に握られたスイッチをグッと押し込んだ。 「あぎゅぃい゛ぃいいいいいっ!!!」 言葉にならない絶叫を上げて、はしたなく俺は射精した。 リノリウムの床に精液がパタタと落ちる音がして羞恥に身体を震わせると、身体に変な力が入ったのかアナルに入ったバイブをキュッと締め付けてしまう。 俺の射精に合わせて動きは止まっているのだが、その大きさは無視できない。 「んぁあ…っ」 鼻にかかった甘い声を聞きとがめ、博士がふぅとため息をついた。 「まだ足りないとは……貪欲だな」 「はか、せ……」 「ん、どうした?」 涙で赤く染まっているだろう目元を博士の指が優しく拭う。 全ての行為が善意100%なのが恐ろしい。 「おみずくらはい」 「水? ああ、たくさん水分が出て喉が渇いたのか」 ようやく俺の意志が通じテーブルの上にあるペットボトルをとってくれるが、何度か飲んだそれはすでに空っぽでポタリと雫をたらしただけで尽きてしまう。 「っと、予備もないし買ってくるか」 そう言うと博士はテーブルの上の財布を掴んで、部屋から出て行こうとする。 「やらっ」 こんな状況で放置されたらたまらない俺は、顔の前をひらひらと過ぎった博士の白衣に噛み付いて何とか博士を制止した。 ギッと布が引き攣れた嫌な音を立てて軋むが、俺の制止に気付いたのか博士は足を止める。 「いやだと言っても買って来なければ水はないし、脱水症状など起こさせるわけにはいかんのだが……」 ただ拘束を解いて自由にしてくれるだけで構わないのだが、きっと彼は聞いてくれないだろう。 繰り返し言ったのに無駄だったのだから。 なんとか説得しようと俺の傍に来た博士の下肢に顔をグリグリと擦り付ける。 布越しに博士の匂いがして、ゾクリと震えた。 「お、おい」 ザリザリとしたズボンを舐めあげて、布越しに博士の性器を舐める。 欲しい、欲しい、これが、博士が欲しい。 「おみず、くらはい」 俺の言いたい事を理解したのか、博士が少しだけ頬を紅潮させる。 決まり悪そうに息を吐き、諦めたかのようにズボンのベルトを外した。 下着の隙間から覗く博士のペニスはすでに大きくなっていて、濃い雄の匂いを漂わせる。 よく見れば下着にはうっすらと先走りのシミが出来ていた。 「博士のおちんちん、おおきぃ」 「―…っ! わ、私だって恋人の痴態を見ればこうもなる」 「うれひぃれす」 本当は両手で扱いてもっと大きくさせたいけれど、拘束されている為頬ずりをする。 「はかせ、おみずくらはい」 あーんと口を開けて親鳥にエサを強請る雛のように待つ。 からからの喉に、博士の熱いお水が欲しい。 「他の誰かにこんな事頼んだらただじゃおかないからな……」 低く脅すような声は俺には全く効果が無い。 こんな事したいと思うのも、されたいと思うのも博士だけ。 もし俺が色情症だというのなら、博士限定だ。 舌に博士の亀頭が当たり、包み込むように唇で覆う。 急かすように舌で刺激してやると、ピクピクと数度震えた後に口内に熱い飛沫が注がれる。 チョロロロ…… 「んく……、ん、ぅ……ふ」 喉を鳴らして口に注がれた博士のおしっこをコクコクと嚥下した。 独特の匂いが口を通して鼻に染みる。 ジワリと心地よい感触を覚えるのは、水分が身体に染み渡った所為なのか、それとも博士の体温を感じた所為なのか。 あるいはその両方なのかもしれない。 「っ、あ……」 博士の口から小さな吐息が零れ、口に含んだそれが次第に芯を持ち始める。 徐々に水流が弱まるのと裏腹に口の中で硬くなるペニスに丁寧に舌を這わせた。 「こら、口を離さないと治療が出来ないだろう」 自分のがこんな状態になっているのに俺の事を優先してくれるのは嬉しいけれど、博士のものを咥えて感じてしまったら挿入れて欲しくてたまらない。 「こんな玩具じゃなくて、はかせのおちんちんがいいれす」 ペニスに擦りつき上目遣いで見つめると博士は深くため息をついた。 でもその表情は怒っている訳ではなく、少しだけ困ったような表情。 「まったく、いつもこうだから治療が完了しないじゃないか……」 治るわけが無い。 昔からこの病はお医者様でも草津の湯でも治せないと決まっているのだから。 でも内緒にしておこう。 「また明日も治療するからな?」 「はぁい、…ぁ、んぅ」 博士の治療は気持ちいい。 匿名様リクエストありがとうございました! 鬼畜、のつもりで書いていたのですが、受けがノリノリすぎてあまり鬼畜っぽくないですね。 でも愛情はあるという事でお目こぼしいただければ。 楽しんで貰えたら嬉しいです。 [*前へ] [戻る] |