[通常モード] [URL送信]

◆10万HIT CLEAR
快楽擬人化
お年頃だし? ムラムラするし?
恥かしいけどチンコ弄るじゃん?
多い日には1日3回とか若いからありだと思うのよ、俺。

だからって幻覚とかちょっとやばくね?
なんか俺のチンコから人が出てきたとか、それなんてファンタジー。

「だ、誰?!」

俺のチンコから出てきた癖に、俺よりデカイ。
というか180cm位あって、狭い部屋の中で圧迫間が半端無い、ぶっちゃけ怖い。

「あ、俺か? なんて言えばいいのかな、お前の気持ちいモノ? 快楽って奴か」

「あやふや!」

幻覚のはずなのに会話してるし、快楽とか言い出すし、何この人、警察呼んで。
割と本気で。

「つか、お前のオナニーが温いから俺が出てくる破目になったんだよ! 俺はお前の快楽なのに、お前が下手すぎて俺が気持ちよくねぇ!」

「お、オナニーなんだから好きにさせてくれたっていいだろ! ルールなんて無いんだから!」

「あんな温いやり方で気持ちいいと思ってるのが許せねぇんだよ! もっとこう、内臓かき回されるくらい気持ちのいいオナニーしろよ!」

「グロいわ!!!」

他の奴がどうやるかなんて知らないけれど、竿を扱いて玉を揉む、そんなもんじゃねぇの?
てかなんでこんな恥ずかしい事で駄目だしされてんの、俺。

「ほら、レクチャーしてやっから、チンコ出せ! ってオナってたから出てんのか」

「みぎゃっ?!」

デリケートな箇所をむんずとつかまれて、潰されたカエルみたいな声が出る。
初めて俺のチンコに触れた他人(親はノーカウント)が、男とか笑えない。

半脱ぎのトランクスの隙間から指がスルリと入り込み、尻肉を掴んで引き寄せる。
吐息がかかりそうな距離でチンコを見られるなんて、これが女の子だったら理想的なのに!

「流石に若いな、こんな状況なのに勃ってんじゃん」

さっきまで1人でしていた所為でチンコは主張するように上を向き、先端にはプクリと先走りがにじんでいるのを見咎められる。
しょうがねぇじゃん、若いんだもん!

「お前は竿を扱きすぎなんだよ、あれじゃあっという間にイっちまって終わりだろ?」

出す為にやってんだから当たり前なのに、なんでそんな事で怒られてんの?!

「勃起したらもっと焦らして、長く快楽が続くようにしないとツマンナイだろ。カリの裏を指で刺激したり、先端を指の腹で押すみたいにクルクル回したりさ」

言葉に合わせて長く男らしい無骨な指が、存外繊細に動きカリの裏をやわやわと刺激する。
器用に動く人差し指と少しぎこちないほかの指の動きの違いが、変に気持ちいい、

「ひ、ぅあ……っ!」

優しく擦られた瞬間、背骨を甘く電気が走りビクンと身体が跳ねた。

触られた瞬間身体が溶けるみたいに気持ちよくて、イクのとは違うムズムズした快楽に支配された。
玉がキュンとして、苦しいのに、もっとしたくて、もっとして欲しくて腰が揺れる。

「もぅ、手、離せっ」

「イきそう? もっとして欲しいんじゃねぇの? お前のチンコはもっとしてって揺れてるけど」

恥知らずな俺のチンコはピクピクと上下して先端からトロリと先走りを垂らした。
ただ少し亀頭を弄られただけで、全身がまともに動かないくらい気持ちいい。

「なんでこんなに……」

「言ったろ、俺はお前の快楽だって。俺が満足してりゃお前も気持ちいいし、俺はお前の気持ちいい所ならなんだってわかるからな」

尻を掴んでいた手がツゥと滑り、玉と尻の穴の間を擽るように擦った。

「あぅっ、え、け、ケツは嫌だっ!」

「しねぇよ、まあそっちにも気持ちいい場所があるけどさ」

手の平で玉を押し上げグニグニと刺激しながら、玉と尻の穴の間を器用に愛撫する。
思い切り扱く時とは違う、優しい気持ちよさ。

直接触られているわけじゃないのに、竿までヒクヒクと気持ち良さそうに揺れた。

「はぁ…ああ…っ、う……ん!」

時折思い出したように竿をグッと擦られたり、逆の手で亀頭を弄られたり、決定的ではないにしろ俺が今までしてきたオナニーとは違う強い刺激に翻弄される。
触る場所全てが気持ちいい。

「ぁ……あ、ぁあ……」

「顔とろっとろ。やべぇな、はまりそう」

俺の顔を覗きこむ男の顔は、妙に色っぽく艶やかで、同じ男なのに自分が明らかに負けている。
頬に伝った汗を男の舌がペロリと舐め、指の動きを早くした。

「んぁあああぁあっ!!!」

今までお預けされた竿への刺激に身体が震える。
あがりっぱなしになって痛い位だった玉がキュンキュンと蠢き、射精の時が近くなるのを肌で感じた。

「っ……ふ、あ、出るっ、出ちゃうっ!!!」

「いいぜ、イけよ」

今にも飛び出しそうな精液を堪え絶頂を告げると、男はにやりと笑って俺のチンコを甘く扱きあげた。

「はぁ…、ああっあ……んん…ッ!!!」

いつものトロトロ垂れるみたいな射精とは違う、ビュク…って音が鳴るくらい激しい射精に目の奥が白く爆ぜる。
自然に開いた脚がガクガクと震え、チンコの先から魂抜けたみたいに身体が変。

こんなに気持ちいいオナニーした事なんて無い。
こんなの味わっちゃったら、今までのなんかじゃ満足できない。

「気持ち良かっただろ?」

男の言葉に素直に頷く。
激しい射精が続いた所為で荒い息が治まらず、でまだ声が出ない。

「俺がやったのなんか極一部だから、あとはお前がやりたいように弄っていきゃいい。もっと気持ちいいやり方もあるしさ」

(もっと……)

こんなに気持ちいい事以上。
男の言葉に期待した俺の身体は、また新しい熱を持ち始めていた。





それから俺がどうなったかといえば……

「お前さぁ、1人でしろよ」

「お前の所為だろ! あ、あんな刺激の強い事教えるから……!」

あれ以来1人でオナニーしても全ッ然気持ちよくなくなってしまった。

よくよく考えれば自身の快楽を直接弄るような事をした訳で、それ以上の刺激を欲しがる身体には、物足りなくなってしまった訳である。

幸い男は俺の快楽なので、いつでも傍にいるわけなのだが、男の手じゃないといけない身体というのは酷く問題がある。
お婿にいけない。

「今日は後ろ弄ってみる?」

「後ろはやだって!」

「でもスッゴク気持ちいいよ?」

口の端を上げて男がにやりと笑う。
凄くってどの位だろう、もしかしてチンコ擦るより、もっと……?

俺よりも素直なチンコがググッと勃ち上がりかけ、慌てて股間を押さえた。

「あ、……う」

「どうする? 優しくしてやるよ?」

男が舐め上げた指が、ぬらりといやらしく光る。
押さえた指にジワリと先走りが滲んだ。

恥ずかしいとか、背徳的だとか、止めるべきだとか脳裏を過ぎる。
それなのに俺は、

「き、気持ちいいんだよな……?」

男の与えてくれる快楽の虜になっていた。

だってしょうがない、若いんだもの。
指ならセーフ、……だよね?





悦様、リクエストありがとうございました!
リクエストの内容の可愛らしい感じから少しずれてしまいましたが、楽しんで頂けると嬉しいです。


これ絶対そのうち、騙されて突っ込まれるよね。

[*前へ][次へ#]
[戻る]


第3回BLove小説漫画コンテスト開催中
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!