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ヤりたいお年頃
ヤりたいお年頃2


「これで勝負しろ。」


 そう言って人差し指を目の前にかざす俺の愛しい恋人、生徒会長。

 多分、どちらがネコになるかの勝負だろう。俺たちはそうやっていくつもの戦いを繰り広げてきたが、決着がついた試しがなく悲しいことに未だに最後までしたことがない。


「それは一体なんの勝負だ?」
「これをケツに突っ込んで、先にイった方が負けだ。」
「……なるほど、ケツをいじられるだけでも我慢ならないが、そうも言ってられなくなってきたしな。」
「あぁ、それに。先にイクってことは素質があるってことだろ?」


 そう言ってニヤリと笑う会長はやはりカッコいい。さすが俺が惚れた男だ。

 そしてこの提案もなかなかに頭がいい。

 全く進展のなかった関係を少しでも先に進める事が出来る。


「乗ったぜ。」


 同じくニヤリと笑み返すと、唇を食われた。

 キス、なんて生易しいものではなく、主導権を握らせまいと食いついてくる。

 当然俺もされるままではない。俺たちのキスはいつもこんな感じだ。気を抜けば食われると本能が察している。

 そんなキスをしながら、お互いの服を脱がしていった。


「いいか、入れていいのは指一本だけだ。」
「分かっている。それ以上は俺も譲歩できない。」
「ふん、今日そこお前のケツに突っ込んで気が狂うほど泣かせてやるがな。」
「その言葉、そのまま返そう。」

 
 そしてお互い横になって69の形になる。

 蕾にローションをたっぷり塗りつける。少しでも痛くしたら負けだ。とにかく早くイカせてしまえばいい。そしたら後は、好きなようにいくらでもできるんだからな。


「ぅ、……っ。」
「……くっ、」


 少しずつ指を中に埋めていくのと同時に俺の中にも入ってくる。

 きもちわりぃ……。だが焦ってはだめだ。急がず、しかし的確に、中のいいところを探す。





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