虎ぶる!!
1
「はぁ、はぁ……。」
人間、慣れってものは怖いもので。
「気持ちいい?」
「あっ……う、うん……。」
今日も今日とて卑猥な一日を過ごしております。
でも、でもさぁ。
「なんで……ケツの穴、触るんだよ……?」
ラージという名前の白い虎を拾ってから2・3週間が経とうとしていた。
朝起きてエロいことして、飯食ってまたヤって。夜はもちろん。
家を出ずに一日ずっとエロいことしてる日もあった。
最初は当然抵抗してたけど、どう足掻いても力じゃ敵わなくて。
害はないからもういいやと受け入れるようになってきた。
でも、最近ちょっと不思議なことがある。
なぜか……なぜか俺のケツの穴を触ってくる。
「ここ、気持ち良くない?」
「んっ……変な、感じ……。」
気持ちいいかと聞かれても……ケツ触られて気持ちいいはずがないっつーの。
てゆーかむしろ、ケツ触られてるとすごく気になる。
ラージはローションを手にとると、俺の下半身にトロトロ垂らしてきた。
これも、もう2本目だ……。
ラージが欲しいってゆーから買ってる。
ぬるぬるして滑りがよくなって、あるとすげー気持ちいいんだけどさ。
だからケツ触られてるとそこが気になるっつーの!
「そこ、さぁ……触るの、やめろよ。」
「……しゃーねーな。」
珍しく素直に俺の言うこと聞いてくれるようで、その言葉にホッとした。
だけどラージは何を勘違いしたのか、俺のを扱いてる方の手を離してしまった。
ケツは弄られたままで。
「ちが、そっちじゃねー……っ。」
「なんだ、チンコ触って欲しいのか?」
「っ!!」
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