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虎ぶる!!



「はぁ、はぁ……。」


 人間、慣れってものは怖いもので。


「気持ちいい?」
「あっ……う、うん……。」


 今日も今日とて卑猥な一日を過ごしております。

 でも、でもさぁ。


「なんで……ケツの穴、触るんだよ……?」


 ラージという名前の白い虎を拾ってから2・3週間が経とうとしていた。

 朝起きてエロいことして、飯食ってまたヤって。夜はもちろん。

 家を出ずに一日ずっとエロいことしてる日もあった。

 最初は当然抵抗してたけど、どう足掻いても力じゃ敵わなくて。

 害はないからもういいやと受け入れるようになってきた。

 でも、最近ちょっと不思議なことがある。

 なぜか……なぜか俺のケツの穴を触ってくる。


「ここ、気持ち良くない?」
「んっ……変な、感じ……。」


 気持ちいいかと聞かれても……ケツ触られて気持ちいいはずがないっつーの。


 てゆーかむしろ、ケツ触られてるとすごく気になる。

 ラージはローションを手にとると、俺の下半身にトロトロ垂らしてきた。
 これも、もう2本目だ……。

 ラージが欲しいってゆーから買ってる。

 ぬるぬるして滑りがよくなって、あるとすげー気持ちいいんだけどさ。

 だからケツ触られてるとそこが気になるっつーの!


「そこ、さぁ……触るの、やめろよ。」
「……しゃーねーな。」


 珍しく素直に俺の言うこと聞いてくれるようで、その言葉にホッとした。

 だけどラージは何を勘違いしたのか、俺のを扱いてる方の手を離してしまった。

 ケツは弄られたままで。


「ちが、そっちじゃねー……っ。」
「なんだ、チンコ触って欲しいのか?」
「っ!!」


 

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