友情芽生える(2/9) 「なーんだ、そんなことか」 「そんな事とはなんだ!花道!」 ふふふ‥!と笑みを浮かべる花道。 「ハルコさん以外に、君達の言う様な天使みたいな女の子がいるワケないじゃないか。 まぁ、可愛いって言っても、 ハルコさんの足元にも及ばないだろーねぇ。 それにしても、 部活にも入らず女のお尻を追いかけるなど、君達も暇だねぇ。 スポーツでもやって、青春の汗を流してみたらどーかな!?この俺みたいに!! ぶわはははははっ!」 「「なんだとー!」」 自信満々に高笑いする花道に、怒るチュウと高宮。 興味なさそーなその他二人。 呆れた顔をしてその場を立ち去ろうとするチュウ。 「もう、いいぜ。 花道はほっといて行こうぜ」 「あ‥ああ」 ぐっと足を踏み出そうとするが、 何故かチュウはそのまま動けない。 「‥‥‥?」 後ろに目をやると、首もとを掴む花道。 「何し「で!?」 「??」 「その女の子は何処にいるのかな!?」 「‥‥‥ι」 (一応気にはなるんだな、花道‥ι) 四人は、 花道を引き連れ、その女の子に会いに行くと決めたのだった。 . [*前へ][次へ#] |