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漸く銀時の家の前に現われた土方。
銀時の前から消えて約3ヶ月。お前どんだけ銀時を放置してんだよ?
ゆっくり家の中に消えて行った。
翌日幸せそうに仲良く登校する姿を見て、安心した。
良かった、笑ってる。自分の力でないとはいえ、銀時の笑顔が見れた事が物凄く嬉しくて。その日俺は上機嫌に勉強をした。
銀時が幸せなら俺も幸せ。やっぱ銀時には笑顔が一番だな。
安心し捲った俺は銀時に逢うのを控えて、勉学に励んだ。

約1ヶ月ちょっと必死に頑張った俺は沢山購入した本の内容を全て暗記した。やれば出来んじゃん俺。
久々に脚を向けた銀時の家。
呼び鈴を慣らすと
「金時?」
驚かれた。
「よっ、今暇?」
笑顔で尋ねるとコクリ頷かれた首。
「悪いけどさ、今から土方呼び出してくんね?」
突然言われたセリフに首を傾げる銀時。
「良いけどさぁ、喧嘩とかすんなよ?」
オイオイ、俺信用ねぇんだな。
「するかよ。する程話とかしたくねぇしな」
苦笑すると
「なら良い」
銀時は土方を呼び出した。

約5分位で着いた土方。
「なんだよ」
不機嫌丸出しで聞かれ
「お前の親に逢わせろ」
命令した。
「はぁ!?」
あっ、銀時迄ビックリしてる。二人仲良く同じ表情なんかすんなよ。ムカつくから。
「なんでだよ」
聞いて来る2人を軽く無視し、無理矢理土方の会社に乗り込んだ。勿論二人も一緒にだ。

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