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「もしかして金時スッゲェ下手なのか?」
薬使って痛むなんて。
訝しげに尋ねると
「痛ぁっっ!?」
ガンッ!!!思いっ切りチョップされ涙目になった。
「アレはお前が煽ったからキレたんだよ。ソレに薬飲んでなかったらお前突っ込んだ瞬間に気絶してたぜ?スッゲェ乱暴にしたからな」
仏頂面で言われ『何で逆ギレしてんだよ?』首を傾げた。
つか、飲んでたからアレで済んだのか。マジ最悪。
コイツ怒らせるのは極力避けた方が良いかもしんねぇ。
全身の血が引いた様な感覚を味わった。
「今日は大丈夫だろうな?」
自分的にはこのジュースがかなり怪しいのだが、杞憂かもしれない。取り敢えず尋ねてみた。
グラスを一瞥したのに気付いたのか
「勘が良いな銀時。今回は何だと思う?」
意地悪な笑みを見せられ
『弱い者苛めするガキ大将かよ?』軽く嫌気が差し
「どうせ頭痛薬か睡眠薬か何かだろ?」
適当に答えた。
が
「ハ〜ズレ♪まっ、その内分かっから楽しみにしとけや?」
悪どい笑みが視界に入り
『楽しいのはお前だけだろうが』
これから起きそうな惨事を想像し、溜め息を零した。
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