[携帯モード] [URL送信]
Y-V
【Act.Y-V 発情B】

どうしよう。身体がオカシイ。
触れられる度ドンドン熱を持つ。
鼓動がドクドク煩い。

「っ、やぁああんっ」
突然下半身に伸びた綺麗な手。
「もうスッゲェ事なってんな此所」
ニヤリ嘲笑われ、恥ずかしくて目を逸した。
「1回イッとく?」
えっ、イクって?

俺は性に関してスッゴク淡泊らしく、今迄自慰さえした事ない。
だからイッとく?とか聞かれてもサッパリ理解不可能で。
「何ソレ?」
首を傾げた途端
「は?」
一瞬変な空気が流れた。

あっ、目を見開いた猫杉初めて見た。
コイツでも驚く事あるんだ。
いつも余り感情を表に出してくれないからなぁ、こういった顔はスッゴク貴重。

プッ。
あっ、なんか噴き出した。

「お前この年で何も知らねぇのかよ?マジ可愛いな」
クックックッ、笑う猫杉。

もぉそんなに笑うなよ。
良いじゃんか、別に知らなくてもさぁ。

「俺には性欲ないんだよ」
真っ赤な顔で叫ぶと
「まさか不能?病気か?」
スッゴク心配そうに聞かれた。

って、余計なお世話だ!!
つか誰が不能だ!病気だ!俺は至って健康体だぁ!!!

「別に病気とかじゃねぇよ」
思わず殺意を込めてギロリ睨み付けた。

なのに俺の殺気を込めた視線はサッパリ効果がなかった様で
「なら確認してみるか?」
スッゴク楽しそうに笑われた。

[*前へ][次へ#]
[戻る]


第3回BLove小説漫画コンテスト開催中
無料HPエムペ!