ストック 4 慶くんこと村崎慶くんは、中学で出来た友達。 僕も慶くんも内部進学組だから、 高校生になった今でもこうやって同じ学校なんだ。 彼を一言で表わすなら、そうだなー、"素敵な人"! え?それじゃあわからない? でもそれが一番しっくりくる表現なんです。 見た目は爽やかな感じ。 黒い髪はさわり心地がよくて、(うたた寝してるときにこっそり触らせていただきました!) スポーツが出来て、勉強も出来て。 だけど全然いやみな感じじゃなくて、クラスではいつも中心にいるようなひと。 それに対して僕は人見知りだから初対面のひとと話すとあたふたしちゃうし、 スポーツは体力なくてすぐにへばるし、勉強もそんなできる方じゃない。(けあれすみすとやらが多いらしいよ!) だから、何でもできる慶くんにこっそり憧れてたんだ。そのときは全然恋愛感情じゃなかったんだけどね! 彼への気持ちが尊敬!から、恋vVになったきっかけは、ものすごく単純。 知らない先輩に話しかけられてた僕を助けてくれたのが彼だったの。 …ね、単純明快でしょ。どこのマンガだよって感じでしょ。 でも、あのときの慶くんはものすっごくかっこよくて。 ヒーロー…んー、ちょっと違うな、 王子様、みたいでした。 …うわあ、なんか恥ずかし。 [*前へ][次へ#] [戻る] |