黒子のバスケ小説集(BL) 7 「まだありますよ。すいません、いっぱいかけちゃって」 「ん……」 赤司の顔にかかった精液を指ですくっては、赤司に舐めさせる行為を何度も繰り返す。 「ん、顔キレイになりましたね」 黒子はほっぺや額にキスをしてから、唇にキスをする。 「これで赤司くんも僕のモノですね♪」 「あっアンッ! んっやぁっんん!」 紫原はいきなり速く動き出す。 「赤ちんは俺のだってば」 「別にいいじゃないですか、ちょっとくらい」 「あっ! んっ、青峰っち俺イきそー」 「俺もだぜ」 「赤ちん、俺もそろそろイくよー」 「あぁっやっアッんっあんっ! あっアンッあっやぁっアッあっ──────!」 「おまえら……明日の部活は外周だ!」 「「えー!!!!」」 みんなの声が重なる。 「当たり前だ。部室でこんなことして……」 「って、一番喘いでたの赤司じゃん」 「……大輝、おまえだけ周増やすか?」 「すいませんでしたぁ!」 青峰は頭を下げて謝る。 「赤司くん、今日は無理矢理ですいませんでした。でも、僕らの気持ちわかってほしかったんです」 「ぅ……」 赤司がみんなを見ると、みんな幸せそうな笑顔で赤司を見ていた。 「み、みんなの気持ちは嬉しい。物凄く」 「赤司っちっ……」 「だけど、もうこういうことはしない。わかったな?」 「「はーい……」」 またみんなの声が重なる。 「まぁ、どうしてもシたいのなら……俺を惚れさせてみろ」 その小悪魔的な笑みに、黒子、青峰、黄瀬は胸を射抜かれた。 「はっあーーー!? 赤ちん何言ってんの?! 赤ちんは俺の恋人でしょ?!!」 「今はそうだ。が、これからどうなるかなんてわからないじゃないか。現に俺はみんなの告白を聞いて嬉しかったし」 「なっ何それ……」 「うおっしゃー! 俺頑張るっス!」 「赤司くん天使、まじ天使」 「残念だったなぁー紫原ー」 落ち込んでる紫原をよそに盛り上がる3人組。 「うぅー」 「何だ敦、不服か?」 「当たり前でしょー」 紫原はため息をついて、床にあぐらをかく。 赤司は後ろから紫原を抱きしめる。 「赤ちん……」 「俺が言ったのはこれからの可能性のことで……今の一番はおまえだぞ?」 「えっ」 「取られるのが嫌なら、常に惚れさせとけばいいじゃないか」 「赤ちん!」 紫原は向きを変え、赤司を抱きしめる。 「赤ちん大好き!」 「俺もだよ。……でも、今回おまえはヤリ過ぎた。当分お預けだ」 「うっ……はーい」 「あーあっちで2人でイチャイチャしてるっス!」 「ずりぃぞ!」 「赤司くん!」 みんなで赤司に抱きつく。 幸せそうな笑顔で……── [*前へ][次へ#] [戻る] |