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古き記憶の再生
即刻問題発生って……6
私 達はそれを目の当たりにして、気分が悪くなり
足もすくんだ……


それに気付いた、男は私達を見た瞬間





私達に目掛けて、包丁を振り下ろした




そこから、記憶がプッツリと切られたかのように無かった









それで、目が覚めたのは地面一帯は水で
周りには、何も無かった
何処を見ても、白、しろ、シロ……



優紀「………!柚木、は……?」



私は必死に探した…
柚木は?母さんは?父さんは?
みんな…………みんな、っ何処に行ったの!?



?『君の双子のお兄さんはこっちに居るよ』



ふと、声がした
その声がした方向へ向けば、白い服を来た人がいた



私は誰と問うた
その人は有り得ない返答した



『私は、世界の創造者……言わば、君達人間が言う神様だよ』



私は信じたくなかった
こんなの……夢だと、思い続けた
なのに、その自分を神と呼ぶ人はそれを許さなかった



神『君達双子の兄妹は、異端者に殺されたんだよ。もちろん、君達の両親も、ね。』



鈍器で殴られたかのように、頭が痛くなった
現実を、受け止められないんだ…っ



何の変わんない、平凡な家庭で生まれて
平凡に生活して……
途端に……その平凡な日常がどこの誰かも知らない男に壊されたんだ
私達の日常を……!!



神『復讐したい?』



そう、神は囁くように聞いてきた



優紀「………したい」


神『じゃあ、そのねg「でも……」?』


優紀「でも、そんなことしたって……母さん達は喜ばない!!!!柚木だって……っ
そんな事すんなって、絶対に言う……だから私は、復讐なんてしない!!!!」


神『せいかーい』




神はいきなりそう言い、景色が変わった
今度は辺り一帯白ばかりの部屋だった
そこには、柚木の姿があった



優紀/柚木「「柚木/優紀!!」」



私達は駆け寄り、抱き締めあった
互いに存在を確認するかのように
そんな時、拍手が聞こえた



神「はーい君達合格ー♪いやぁーホント良かったよ。
やっぱ双子だね、うん。思ってる事が一緒でよかったよかっt「柚木」うん?どうs「あぁ、優紀」え、どうしたの?ふたりt「「死ね」」えぇーっ!?」



こいつ空気読めや、しかもウザっ



神「いやいやいやいや、ちょっと待とう!?君達僕が助けなかったら、魂粉々だったんだよ!?」


優紀「だからってさ、KYな事しないでよ。
お前空気を嫁にしやがれ、じゃねぇとこっちが気がすまん」


柚木「俺も優紀と同じ意見だ」


神「いや、僕妻も居て子供もいr「「じゃあ、死ね」」だから何でそうなるの!?」


優紀/柚木「「じゃないとこっちの気が済まない。」」


神「この双子冥界の王に推薦したい!!なんという残酷な双子何でしょう!?!?」


柚木「お前神やめたらどうだ?」


神「ってこんな話をしている場合じゃないや」



なんだこいつ……めっちゃウザイんだけど
シメていい?←



神「君達は今、現の世界に帰れないよ。訳あってね」



残酷な事言うなぁ…
現の世界に帰れないかぁ〜




………………………………………は?




神「君らを殺した異端者に殺されたからね、こっちの手違いで君ら家族死んでしまう未来に変わったんだ
僕ら神も手を尽くしたさ、でも……何も変わんなかった」


柚木「んな話……信用する訳………」


神「いきなり君らは死ぬ運命なりましたって言われてはいそうですかって信じる訳ないよね。でもこれはホントのことなんだよ。真実、嘘偽りなんてない」


優紀「……………」



何が真実で何が嘘偽りなのか分からなくなった…




でも、わかったことがある。




優紀「……何を、すればいい?」


柚木「!?優紀!?この胡散臭いヤツの言葉を信じんのか!?」


優紀「信じた訳じゃない。実際、私は頭が混乱して半分放心状態なんだ。でも一つだけ分かることがある。」


柚木「分かること……?」


優紀「この神は、僕が助けなかったら魂粉々だったんだ。と言ったんだ、つまり私達は魂も残らなかったんだ。じゃあ何か頼むつもりだったんだ。それに、現の世界に帰れないんだったら私が知っている事は一つしかない。」


柚木「……まさか」


優紀「…………異世界への転生トリップ=v


神「お見事、実は僕の同僚の手違いである世界の2年後にね、ある姉妹を転生させる予定になっちゃってね?
それが取り消せないから……」


優紀「その姉妹がなにか仕出かす前に見つけて対処しろと?」


神「そうそう、って君全部分かってんじゃん」


優紀「うるさい


神「サーセンした……っとまあ、君の言ったように対処をして欲しいんだ。
だから、行ってくれますよね?僕は、君達善悪染まらない双子に行って欲しいんだ。お願いします」



神は頭を下げた
本気って事が嫌なくらい分かる
これは、やるしかないって……
僕の中の何かが言っている



優紀「……やる。」


柚木「!?優紀……!!」


優紀「やらないと、何も変わらない。違う?神様」


神「優紀ちゃんの言う通りだよ。柚木君はどうする?やる?やらない?」


柚木「…………誰が、やらねぇっつった?」



やっぱり私達は、双子で、一心同体のようだ

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