古き記憶の再生 即刻問題発生って……5 私達がこの世界……二次元に来る前の話だ… 私達は、前の世界でも双子だった いつも一緒で、やる事も一緒だった 生まれた環境は平々凡々で、学校も同じだ 私はその世界で愛読している本があった それが、沢田綱吉という名の主人公の漫画 家庭教師ヒットマンREBORN!≠セ そのストーリーはその主人公と仲間の成長を描いた作品だった 私はそんな世界に行ってみたいと思った。毎日の様に でもそれは有り得ない事で、願っても全然叶わなくて…… でもそれでもいいって思った、だって そんな簡単に叶ってしまっても面白くない このままでも楽しい。 そう思っていたのも束の間…… 私達双子に悲劇が起きたんだ…。 中3だった私達はその時は受験に備え、勉強をしていた 柚木「なあ、なんか下静か過ぎねぇか?」 優紀「買い物にでも行ってんじゃない?」 柚木「普通なら、声かけてから行かね?親父達、一回も俺らに黙って出掛けたりしねぇぞ」 確かにおかしい、柚木の言った通り 母達は、黙って出掛けたりはしない 一体何があったというんだ 優紀「下見てくる」 柚木「俺も行く」 二人で、一階に降りて リビングに向かえば、母達は居た 否、床が赤く染まって紅く、紅く染まった人物が……血だらけの母達の上に、知らない男が居た [*前へ][次へ#] [戻る] |