古き記憶の再生
即刻問題発生って……4
私達異端者は、この世界の事についてには関わってはいけないのだ
それは、世界の秩序を壊す。という事になってしまうから
しかし、もう関わってしまったら秩序を壊すもへったくれも無い
優紀「……………(あ、メガネ発見……しかも沢田綱吉の足元に……………最悪だ)」
ツナ「で、双子揃って何やってたのかな?」
優紀「貴方には関係ないd「ツナか!?丁度いい時に来た!!頼むから優紀を止めてくれ!!!!」ちょっ、柚木!?何言ってんの!?」
まずい…こいつテンパって言ってはいけないことまで言いそうだ!!
柚木「コイツお前に関わったからって飛びおr「だぁああああ!!言うなバカ柚木!!!!」《ガッ!!》ゴヘッ!!」
ホントに言いかけたよコイツ!!
めっちゃ怪しまれてるよ!!柚木の馬鹿野郎がぁあああああああああああ!!!!
ツナ「俺に関わったからって、何?柚木」
優紀「柚木!?アンタどんだけ仲良くなってんだよアホ柚木!!」
柚木「俺アホじゃねぇよ!?ただ、入学式が始まる前にぶつかって……それで担任にお前の荷物と見舞い品預かって、それでツナ達に運ぶの手伝ってもらって…家に入れて、お前の部屋の本崩しちまったから直すの手伝ってもらっただけだよ!!」
……………………は?
優紀「柚木、もっかい言って?」
柚木「だから、入学式が始まる前に「そこじゃない、もっと後」え、家に入れて、お前の部屋の本崩しちまったから直すの手伝ってもらっただけ………………………あ゛;;」
優紀「私の部屋に入れたの!?私が寝てる時に!?
ふざけんなよ、クソ兄貴が!!」
柚木「クソ兄貴だぁ!?なんでんな呼び方されなけりゃいけねぇんだよ!?」
優紀「あんたが私の部屋に入れたのが悪いんだろ!!?」
ツナ「俺を無視するなんて………イイ根性してるね、二人共」
優紀/柚木「「…………」」
こいつ黒い……黒すぎる
黒いオーラが見えるんですけど……
ツナ「二人共、そこに並んで正座して?」
優紀/柚木「「うぃっす……;;」」
黒いオーラには勝てず、私達は正座した
今思えば、沢田綱吉の質問に答えなかった私達が悪い訳で…
ツナ「で、なんで俺に関わったからって飛び降りようとしたワケ?」
全部分かってんじゃんコイツ!!
コイツ絶対敢えて私達に聞いてきたぞ!?
確信犯ですよこの人ぉおおお!!
優紀「そんな事言ってない「いいや、言った。俺耳は良いんだ。正直に答えろ」っ……」
こいつの言葉一つ一つが重く感じる
忘れていた……コイツは自分が関わった人が自分のせいで
変わってしまうのを恐れている
アホな事をした……
馬鹿だ私達は……愚かだ……
私はスカートを強く握りしめた
そして…覚悟を決めた
優紀「……言っても信じないだろうが、聞いて欲しい。」
柚木「!(優紀…まさか……)」
優紀「私達は…っ」
声が、震える…怖い……
何が?嫌われてしまうのが?違う…………軽蔑されるのが、だ…
でも言わなくては……
優紀「私達は……異端者≠セ。そして、転生者……なんだ」
ツナ「……ふーん」
ダメだ、怖くて顔を上げられない
沢田綱吉の顔を、見れない…っ
ツナ「それがどうかしたワケ?」
……………………………………………え?
意外な返答が返ってきたのにびっくりして
顔を上げれば、どうもしない顔をしていた
沢田綱吉が居た
ツナ「俺の知り合いにも、そういうヤツ居るし。そういう話にはもう驚かないし、軽蔑もしない。」
じゃあ、あのふーんはなんなんだ
すごく空気重かった気がするんだけど
おかげで泣きそうになってるよ今!!
ツナ「俺が聞いてんのは、なんで俺に関わったから飛び降り自殺しようとしたのかって聞いてんの。それについてにその話が関係してんだったら、それも含めて話して」
優紀「…………(確かに関係してるけどさ……)」
拍子抜けして何から話せばいいのか分かんなくなったんだけど
ツナ「それじゃあ思い出せ、今すぐに」
優紀「心読むな!!」
という事で……結局は全部話すハメになりました。
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