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LOVE
16
「じゃあ先輩の家おれの家と近いの?」


「いや。あっち。」


あっちって指さしたのは今まで歩いて来た方向。


「えっ!じゃあなんで先輩こっち来てるの?」


「バカ。お前を家までおくってんだよ。」


先輩におくらせるなんておれはなんてことをー!


「言っとくけど俺がおくりてーからおくってんだかんな。」


「っ!」


そんなかっこいいことを笑顔で言うからおれ絶対今顔真っ赤だ///


なんでこの人はこんなかっこいいんだろ//



家に着いた。


「あっ、ありがとうございました!」


「あぁ。携帯かせ。」


ん?携帯?


一応渡す。何するんだろ?


しばらくしたら携帯がかえってきた。


「ほら。」


先輩のメアドとケー番が入ってる。


「いつでも連絡していいから。」

「はい!」


なんか嬉しいvV


「じゃあな」

「拓也先輩!バイバイ!」


ちょっと頑張って言ったら先輩顔赤くして手振ってくれた。

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