LOVE
15
そのまま手をつないだまま歩いた。
擦れ違う人がこっち見てくるよ//
恥ずかしい//
でも手を引っ張っても拓也先輩は離してくれない。
「た、拓哉先輩///恥ずかしいです…//」
先輩は何も言わず今よりもギュッっと強く手を握ってきた。
てかどこに向かってるんだろ?
「先輩、どこ行くの?」
「美月ん家」
「おれの家?」
「そうだよ。美月ん家」
「先輩おれの家知ってるの?」
「えっ、ま、まあな」
えっ、なんで知ってるんだろ?
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