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LOVE
11
―ギュッ


んっ?今のギュッってなんだギュッって。

なんか手に違和感…。




のわぁー!!ててて手ぇ〜をギュ〜でぐいっだよ//

落ち着け自分!ヒッヒッフ〜ヒッヒッフ〜。

え〜と先輩が俺の手をギュッって握って引っ張って歩いてるんです///


「あんなやつらの言うこと気にすんな」

「ッはい」

なんか嬉しい///

「ていうかタメ語で話せよ。俺達そその付き合ってるんだから。」

「でも進藤先輩年上だし…」

「んなの関係ねぇよ。その『進藤先輩』ってのも止めろ。名前で呼べよ。」


名前?!そんなの恐れおおいよ。

でも言わなきゃ怒られるかもしんないし…。

あっ!そうだ!


「たッ、た拓也先輩?」


先輩の顔見上げたら顔真っ赤でこっち見ない。


どうしたのかな?

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あきゅろす。
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