(´Д`)ノ小説 イナズマイレブン 亜風炉照美夢 ※主、嫌われものなので嫌な人back!! 《嫌われものとイケメンくん》 あたしは、人間が大嫌いだ。 自分より下だと分かれば、壊そうとする。 だからあたしも、壊されてる。 あたしの父は、飲酒運転をし一家を殺した。そこから、あたしは殺人犯の娘としてあたしの世界は一変した。 近所の人の冷ややかな目。クラスの人からのいじめ。 いろんなものがあたしを壊そうとする。 場所は屋上。あたしは今、腕を2人の女子生徒によってつかまれており、目の前にはクラスの中心の女子がハサミを持ってにやにやしてる。 「制裁をしてあげるわ。」 その言葉とともにハサミがこちらに向けられる。 ばっしゃん。 何かが切れる音。でも、自分はなんも痛くない。なぜ!? なぜ!?アフロディーくんが目の前にいるの!? 「照美くんっ!?髪…っ!?」 切った本人も驚いてる。それもそうだ。クラス1のイケメン、韓国代表として世界大会予選にも出場したアフロディーくんの長くて綺麗な髪が汚く切ってしまったのだから 「いやっ!!照美くん、ごめんなさい!!なんで!?」 混乱すらしてる。 アフロディーくんは少しずつ言葉を発する。 「別にいいから…早くいきなよ。」 女子生徒たちは、泣きながら屋上をでた。 「アフロディーくん!なんで?あたしなんか助けたの!?」 「あたしなんか?君はなんか悪いことしたのかい!?なんでいじめを受け入れてるの!?」 あたしの肩をつかんで、怒鳴るように問い詰めた。 「あたしは殺人犯の娘だから」 「君は関係ないじゃないか!あの子たちだって関係ないよ!!」 「そんなこといったら…アフロディーくんも関係ない…あなたが髪を犠牲にする理由は…」 「あるよ…?だって僕は君の事が好きだからさ。」 「へっ!?」 《嫌われものとイケメンくん》 理解してくれる人がいればあたしは他になにもいらない。 [*前へ][次へ#] [戻る] |