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小説
それは突然に。
「ついてない…なぁ」
名無しの口からぽそっと出た言葉。
先程、大好きだった彼と別れた。
と言うよりも捨てられた。
五時間前の光景が脳裏を過る。
彼が名無しではない女の子を愛しそうに抱き締めていたあの光景。
呆然と見詰める∀に気付いた彼は、わらっていた。
「…ッ…ふ、うぁあぁ…」
初めて異性を好きになった。
好きになることが楽しいと実感した。
そんな名無しには衝撃が大き過ぎた。
「ほぁ?開かん…!!」
「…、え?」
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